仮見積もりの調整 - MultiLoad

Teradata® MultiLoadリファレンス

Product
MultiLoad
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata MultiLoadジョブの要件と予想に従って、任意のターゲット テーブルに対応する仮見積もり(前述のトピックでは、84に処理される行数を乗算した値)に調整を加えます。

仮見積もりの調整
Teradata MultiLoadジョブ 説明
複数のターゲット表を使用する場合 ターゲット表ごとに仮見積もりを実行する。
データベースの再始動によって中断される場合 Teradata MultiLoadの作業表に格納されたデータが障害時にロールバックされない場合、その表内で行が重複する可能性がある。

(重複行はソート時に削除されます。)

ジョブがターゲット表にフォールバック保護を使用する 見積もりの固定所要空き領域を2倍にする。
ジャーナリングを使用する ジャーナル用の空き領域を追加する。

ジャーナリング用の固定領域は、更新される行数に比例します。

ジャーナル用の空き領域を見積もるには、見積もりの固定所要空き領域に以下の係数を掛けます。

  • SNジャーナリング(単一更新前イメージ、更新後イメージなし)の場合は1
  • SSジャーナリング(単一更新前イメージ、単一更新後イメージ)の場合は2
  • DNジャーナリング(二重更新前イメージ、更新後イメージなし)の場合は2
  • NDジャーナリング(更新前イメージなし、二重更新後イメージ)の場合は2
  • DSジャーナリング(二重更新前イメージ、単一更新後イメージ)の場合は3
  • SDジャーナリング(単一更新前イメージ、二重更新後イメージ)の場合は3
  • DDジャーナリング(二重更新前イメージ、二重更新後イメージ)の場合は4
NUSIを使用する 次の式を使用して、NUSIを変更するために必要な空き領域を概算する。
NUSIPERM = (index length + 66) * (number of changes to indexes) * ((1 for insert or delete) OR (2 for update))

この式は、フォールバック表には適用されません。フォールバック表の場合は、NUSIPERMに2を掛けます。

条件付きAPPLY式が存在していたり、索引の長さの異なるNUSIが複数存在していたりすると、NUSIPERM空き領域の見積もりがさらに影響を受けることがあります。

エラー表に書き込む エラー表に所要空き領域を追加する - ターゲット表1つに対して2つ。

Teradata MultiLoadのエラー表にはフォールバック保護が設定されており、表サイズは、「使用しているデータ サイズ」によって変わってきます。