次の表に、LOGONコマンドを使用する場合の考慮事項を記載します。
対象 | 使用上の注意 |
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ログオン パラメータ | 標準のログオンの場合、パラメータ(tdpid、username、password、およびacctid)は、データベースとの間で確立されたすべてのセッションで使用されます。このため、LOGONコマンドは1つだけです。 シングル サインオンの場合、データベースへのゲートウェイがシングル サインオン(SSO)を使用するように設定されていて、Teradataのクライアント マシンにすでにログオンしている場合、LOGONコマンドではマシン名、ユーザー名、およびパスワードは必要ありません。有効なTeradataユーザーによるデータベースへのログオンが許可されるように、Teradataクライアント マシンにログオンした際に指定したユーザー名とパスワードがネットワーク セキュリティを介してシングル サインオンに対して認証されます。SSOは、ゲートウェイがSSOだけを受け付けるように設定されている場合以外は、極力使用しないでください。 z/OSの場合、TDPでユーザー ログオン出口ルーチンを使用する際にはuseridは必要ありません。それ以外の場合には、useridが必要になります。詳細については、Teradata® TDPリファレンス, B035-2416を参照してください。
ログオンしているのとは別のデータベース システムに接続するためには、LOGONコマンドに必ずtdpidオプションを指定します。tdpidが指定されていない場合、clispb.datにデフォルトで含まれるものが使用されます。デフォルトの設定についての詳細は、Teradata® Call-Level Interface Version 2リファレンス - ワークステーション接続システム, B035-2418を参照してください。 正しく解釈されるためには、tdpidとデータベースのユーザー名を区別できるように、tdpidの後には分離記号のスラッシュ('/')が必要です。例えば、serverxyzに接続するには、次のいずれか1つを入力します。 .LOGON serverxyz/; .LOGON serverxyz/,,'acctinfo'; アカウントIDが使用されている場合、オプションのアカウントIDをLOGONコマンドで指定する必要があります。 |
LOGONおよびLOGTABLEコマンドの併用 | LOGONコマンドおよびLOGTABLEコマンドの両方が必要です。 LOGONおよびLOGTABLEコマンドはどちらを先に指定しても構いませんが、必ず他のコマンド(ただしLOGONコマンドが記述されたファイルを指定するためのRUNコマンドを除く)の前に指定します。 LOGONコマンドを最初に入力すると、LOGTABLEコマンドも必要であるという警告がTeradata MultiLoadによって表示されます。
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