次の表に、BEGIN MLOADコマンドおよびBEGIN DELETE MLOADコマンドを使用する際の考慮事項を示します。
対象 | 使用上の注意 |
---|---|
データベース名と表名の指定 | 作業テーブルやエラー テーブルの名前を指定しない場合、3文字の接頭辞(WT_、ET_、またはUV_)が付いたターゲット テーブル名またはビュー名を使用して(以下参照)、作業テーブルやエラー テーブルの名前がTeradata Multiloadによって作成されます。
|
Teradata Multiloadの作業テーブルおよびエラー テーブルの削除 | Teradata Multiloadジョブが中断した場合は、Teradata Multiloadによるインポート タスクまたは削除タスクは完了するまで、作業テーブルやエラー テーブルを削除しないでください。 詳細については、使用上の注意を参照してください。 |
ターゲット表で使用できないエラー表の列名 | Teradata Multiloadは、問題のあるクライアント レコード情報をポストします。さらにTeradata Multiloadは、そのレコードおよびエラーの型を識別する情報をUV_エラー テーブルとET_エラー テーブルにポストします。 この情報は、クライアント システムのエラー レコードの前の8列に記録されます。Teradata Multiloadエラー テーブル情報の保全性を維持するため、ターゲット テーブルでは、エラー テーブルの下記の8つの列名は使用しないでください。
|
セッション構成 | 最適なセッション数は複数の要素に依存するため、この数を判断する一般的な手段はありません。ただし、判断基準の一部としては以下のものがあります。
使用するセッション数が少なすぎると、不必要にスループットを制限することがあります。これに反して、使用するセッション数が多すぎると、セッション管理のオーバーヘッドが増加し(他のアプリケーションで使用可能なセッション数を減少させることもある)、環境によってはスループットを低下させることがあります。 データベース システム構成のサイズに関係なく、繰り返し生成を行なう大きなアプリケーションでは、数種類のセッション構成を試して、資源活用とスループット パフォーマンスの最適バランスを決定するのが妥当です。 大規模なデータベース システム構成では、最大セッション数がAMP当たり1セッション未満というインストール デフォルトの設定が適切です。これは、インストール構成ファイル(Teradata MultiLoadコマンド規則を参照)、または標準の実行時パラメータ(Teradata MultiLoadコマンド規則を参照)を使用して設定できます。セッション数のインストール デフォルトが構成ファイルに指定されていても、必要な場合には個々のTeradata MultiLoadスクリプトでオーバーライドできます。 |
未指定のターゲット オブジェクト | BEGIN MLOADコマンド後の処理中に以下のオブジェクトが参照されると、Teradata MultiLoadはエラー メッセージを出力して終了します。
|
インポート対象としてのビュー | ビューをTeradata MultiLoadインポート タスクの有効なターゲット オブジェクトとして使用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
また、ビューでの以下の操作は禁止されます。
|