次の表では、Teradata MultiLoadでサポートされるC言語スタイルのコメントについて説明します。
注釈のトピック | 説明 |
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開始および終了区切り記号 | メントはスラッシュ+アスタリスク(/*)で始まり、アスタリスク+スラッシュ(*/) で終わります。その間のテキストはすべてコメントとして取り扱われます。 |
注釈の出力先 | コメントは常にメッセージの宛先に書き込まれますが、データベースに送信される場合とされない場合があります。 後にセミコロンが続くコメントは、独立しているとみなされます。 /*Comment text*/; CREATE TABLE table1(f1 INTEGER); この場合、コメントはSELECT文に付随せず、データベースには送信されません。 後にセミコロンが続かないコメントは、次のコマンドまたは文の一部とみなされます。 /*Comment text*/ CREATE TABLE table1(f1 INTEGER); この場合、注釈はSELECT文に関連付けられているため、データベースに送られます。 |
列または文字リテラルの中では無効 | コメントを文字列または文字リテラル内に記述することはできません。引用符付き文字列内に/*があっても、コメントの開始とは受け取られません。 |
ネストされた注釈 | ネストされた注釈は、Teradata MultiLoadではサポートされますが、データベースではサポートされません。 ネストされた注釈は常にセミコロンで区切ってください。 ネストされた注釈をセミコロンで区切らないと、現行のコマンドまたは文の一部とみなされます。Teradata SQL文にそのような注釈があると、注釈がデータベースに送信されて構文エラーを引き起こします。 |
Teradata SQL文での注釈の使用 | Teradata SQL文で注釈が使われる場合は、注釈の末尾にセミコロンを追加します。注釈がデータベースに送信されません。 セミコロンを使用しない場合、Teradata MultiLoadは注釈をTeradata SQL文と共にデータベースに送信します。 |
変数の置換 | 変数名に対する値の置換は注釈内でも行なわれます。変数名そのものが必要な場合は、アンパサンド文字を2つ(&&)使用する必要があります。 |