Teradata MultiLoadでは、ジョブ スクリプトにエラーが検出されると、診断エラー メッセージが生成され、ゼロ以外の戻りコードで停止します。この時点でスクリプトを修正してエラーを訂正し、Teradata MultiLoadジョブを再実行します。FastExportユーティリティは、正常に完了した最後の文のすぐ後ろにある文から処理を再開します。
スクリプトのエラーを訂正する場合は、示されているそのエラーの箇所やその後ろの部分を変更します。正常に実行されたコマンドはTeradata MultiLoadによって再実行されませんが、エラーの前の変更が検出されると、追加のエラー メッセージが出力されてジョブは失敗します。
BEGIN MLOADおよびEND MLOADコマンドの外側で使用されるすべてのSQL文は、Teradata MultiLoadジョブには含まれません。これらのSQL文の1つが失敗してエラーが発生した場合、そのエラーが終了エラーまたはユーザー エラーとして取り扱われることはありません。代わりに、システム変数SYSRCを最後のエラー コードに設定した後、Teradata MultiLoad処理を続行します。Teradata MultiLoadジョブが正常に処理されると、再始動ログ テーブルはジョブの終了時にドロップされます。