以下に、Teradata MultiLoadジョブ スクリプトで守るべきコマンド規則を説明します。
条件式
条件式が戻す値は次のとおりです。
- 条件の評価がFALSE(偽)の場合は0
または
- 条件の評価がTRUE(真)の場合は1
以下の例外を除いて、Teradata MultiLoadはTeradata SQLリファレンス マニュアルに記載されているとおりに条件式を処理します。
- 外部データ ソースまたはTeradata MultiLoadユーティリティ変数からのレコードのフィールド名は、Teradata SQLの条件式の中のカラム名と同じである。
- LIKE演算子は、条件式を構成する論理式ではサポートされません。NOT IN演算子はサポートされています。
- 以下の構成要素は、論理式を構成する算術式ではサポートされません。
- 指数演算子
- 集約演算子
- 算術関数
オペレータ
以下の単語は論理演算子であるため、キーワードとして使用しないでください。
- AND
- BETWEEN
- EQ
- GE
- GT
- IN
- IS
- LE
- LIKE
- LT
- MOD
- NE
- NOT
- NULL
- OR
レコード モードの変則ロード
レコード モードでデータをNULLABLE DATEフィールドにロードする場合、ソース データが2進整数のゼロであれば、データベースではこのフィールドがゼロではなくNULLに設定されます。
予約語
Teradata MultiLoadがサポートするコマンドは、次の例外を除いて予約語を使用しません。
- 予約語が演算子である場合
- ある特定の式が許されている場合
特別な制限はありませんが、以下のものを変数名として使用することは避けてください。
- Teradata MultiLoadコマンド キーワード
- Teradata SQLの予約語
表の列名
Teradata MultiLoad TABLEコマンドで指定したテーブルのカラム名は、引用符で囲まない標準Teradata SQLカラム名でなければなりません。
無効な列名を指定すると、次のようなエラーが発生します。
- 埋込み空白は構文エラーを引き起こします。
- 無効な文字は、無効な名前エラーを起こします。
- 予約語を使用すると、その予約語を示した構文エラーが発生します。