削除タスクは、ファイルの完全走査を行なって、単一のデータベース テーブルから大量の行を削除します。DELETE(削除)タスクはビューに対しては使用できません。
データベースの再始動/回復操作によってTeradata MultiLoadの削除タスクが中断された場合は、中断地点から処理がTeradata MultiLoadによって再開されます。中断前に行なわれた処理のロールバックおよび繰返しは行なわれません。これにより、再始動/回復操作時のトランザクション ロールバックによって発生する処理上の不具合が効果的に取り除かれます。
次の表に、Teradata MultiLoadジョブ スクリプトに削除タスクをプログラミングする際の考慮事項を示します。
対象 | 削除タスクの考慮事項 |
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Archive/Recoveryユーティリティ文 | 以下の文が含まれます。
削除タスクのアプリケーション フェーズにおいて、これらの文はインポート タスクのアプリケーション フェーズ中と同様に(前述のとおり)Teradata MultiLoadによって扱われます。 |
索引の指定 | 削除タスクでは、固有基本索引(UPI)、非固有基本索引(NUPI)、非固有副次索引(NUSI)を指定できます。ただし、固有副次索引(USI)は指定できません。 |
ロック | Teradata MultiLoadの削除タスクのロック プロトコルは、前述したインポート タスクのロック プロトコルと同じです。 |