Teradata MultiLoadでは、Teradata MultiLoadジョブの間に発生する特定のイベントについての操作情報が蓄積されます。BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドに、EXIT指定が設定されたNOTIFYオプションが含まれる場合、特定のイベントが発生すると、Teradata MultiLoadは指定された通知出口ルーチンを呼び出して以下のデータを渡します。
- イベントを識別するイベント コード
- イベントに関する特定の情報
次の表 に、イベント コードの一覧と、各イベントでTeradata MultiLoad が通知出口ルーチンに渡すデータの内容を示します。通知の各レベル(低、中、高)に関連したイベントについては、BEGIN MLOADおよびBEGIN DELETE MLOAD のNOTIFYコマンド オプションの説明を参照してください。
- 将来の拡張機能をサポートするために、作成した通知出口ルーチンが無効または未定義のイベント コードを無視すること、"" の異常終了を発生させないことを必ず確認します。
- データベース名が、NFYEXIT.OUTに通知情報の一部として表示されます。
イベント コード | イベント | イベントの説明 | 通知出口ルーチンに渡されるデータ |
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0 | 初期化 | BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されたことを意味します。 |
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1 | ファイルまたはINMODのオープン | ファイルまたはINMODルーチン名を指定するIMPORTコマンドの処理が成功しました。 |
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2 | Phase 1 Begin(フェーズ1の開始) | 取得フェーズの開始時 取得フェーズの開始時、BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドで指定された表ごとに1度ずつ呼び出されることを意味します。 |
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3 | チェックポイント | 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。 | レコード番号 — 4バイトの符号なし整数 |
4 | フェーズ1の終了 | 取得フェーズ終了後にCHECKPOINT LOADING END要求が正常に完了したことを意味します。 |
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5 | フェーズ2の開始 | EXEC MLOAD要求がこれからデータベースに送信されることを意味します。 | フェーズ2開始イベント コードに伴なうデータはありません。 |
6 | フェーズ2の終了 | EXEC MLOAD要求の処理が正常に完了したことを意味します。 |
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7 | エラー テーブル1 | 最初のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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8 | Error Table 2(エラー テーブル2) | 2番目のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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9 | データベース再起動 | Teradata MultiLoadがデータベースまたはCLIv2からクラッシュ メッセージを受信しました。 | データベース再始動イベント コードにはデータが付随しません。 |
10 | CLIv2エラー | Teradata MultiLoadがCLIv2エラーを受信しました。 | エラー コード - 4バイトの符号なし整数 |
11 | データベース エラー | Teradata MultiLoadが、終了コード12を生成するデータベース エラーを受け取りました。 | エラー コード - 4バイトの符号なし整数 すべてのデータベース エラーが、このイベントを発生させるわけではありません。 例えば、表の削除中または作成中に生成されるエラー3807によってTeradata MultiLoadが終了することはありません。
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12 | 終了 | Teradata MultiLoadが終了しています。 | 終了コード - 4バイトの符号なし整数 |
21 | AMPの停止 | EXEC MLOAD文の直前でデータベースに含まれるAMPが1つ以上ダウンしていることを意味します。 | AMPダウン イベント コードに伴なうデータはありません。 |
22 | インポートの開始 | 各インポート タスクに関して、最初のレコードの読み取りが開始される。 | インポート番号 - 4バイトの符号なし整数 |
23 | インポートの終了 | 各インポート タスクに関して、最後のレコードが読み取られた。返されるデータは、インポート タスクのレコード統計です。 |
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24 | 削除の始動 | BEGIN MLOAD DELETEコマンドの処理が正常に実行されたことを意味します。 |
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25 | 削除の開始 | DELETE文がこれからデータベースに送信されることを意味します。 |
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26 | 削除の完了 | 削除タスクに向けてEXEC MLOAD要求が正常に処理されたことを意味します。 |
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27 | 削除の終了 | 削除タスクの終了を意味します。 | 終了コード - 4バイトの符号なし整数 |
28 | フェーズ1終了64 | 取得フェーズ終了後にCHECKPOINT LOADING END要求が正常に完了したことを意味します。 |
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29 | フェーズ1終了64 | 各インポート タスクに関して、最後のレコードが読み取られた。返されるデータは、インポート タスクのレコード統計です。 |
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30 | 初期化EON | BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されたことを意味します。 |
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31 | フェーズ1の開始EON | 取得フェーズの開始時、 BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETEコマンドで指定された表ごとに1度ずつ呼び出されることを意味します。 |
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32 | チェックポイント 64 | 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。 | レコード番号 - 24バイト文字列 |
33 | フェーズ2終了64 | EXEC MLOAD要求の処理が正常に完了したことを意味します。 |
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34 | エラー表1 64 | 2番目のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。 |
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35 | エラー表2 64 | 2番目のエラー テーブルのSEL COUNT(*)リクエストの処理を正常に完了したことを意味します。 BEGIN MLOADコマンドで指定された各表についてデータが渡されます。 |
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36 | 削除初期化EON | BEGINDELETE MLOADコマンドの処理が正常に実行されたことを意味します。 |
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37 | 削除開始EON | DELETE文がこれからデータベースに送信されることを意味します。 |
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38 | 削除終了64 | 削除タスクに向けてEXEC MLOAD要求が正常に処理されたことを意味します。 |
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