Teradata MultiLoad/通知出口ルーチン インターフェース - MultiLoad

Teradata® MultiLoadリファレンス

Product
MultiLoad
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/fel1608578437279.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fel1608578437279.ditaval
dita:id
B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities
Teradata MultiLoadでは、Teradata MultiLoadジョブの間に発生する特定のイベントについての操作情報が蓄積されます。BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドに、EXIT指定が設定されたNOTIFYオプションが含まれる場合、特定のイベントが発生すると、Teradata MultiLoadは指定された通知出口ルーチンを呼び出して以下のデータを渡します。
  • イベントを識別するイベント コード
  • イベントに関する特定の情報

次の表 に、イベント コードの一覧と、各イベントでTeradata MultiLoad が通知出口ルーチンに渡すデータの内容を示します。通知の各レベル(低、中、高)に関連したイベントについては、BEGIN MLOADおよびBEGIN DELETE MLOAD のNOTIFYコマンド オプションの説明を参照してください。

  • 将来の拡張機能をサポートするために、作成した通知出口ルーチンが無効または未定義のイベント コードを無視すること、"" の異常終了を発生させないことを必ず確認します。
  • データベース名が、NFYEXIT.OUTに通知情報の一部として表示されます。
通知出口ルーチンに渡されるイベント
イベント コード イベント イベントの説明 通知出口ルーチンに渡されるデータ
0 初期化 BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されたことを意味します。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーザー名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 – 最大64バイトの配列
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号なし整数
  • オプション文字列 – 最大80バイトの配列
1 ファイルまたはINMODのオープン ファイルまたはINMODルーチン名を指定するIMPORTコマンドの処理が成功しました。
  • ユーティリティ名長 - 4バイト符号なし整数
  • ファイル名 – 最大256バイトの配列
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
2 Phase 1 Begin(フェーズ1の開始) 取得フェーズの開始時

取得フェーズの開始時、BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドで指定された表ごとに1度ずつ呼び出されることを意味します。

  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • 表名 – 最大128バイトの配列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • DBaseName - 62バイトの配列
3 チェックポイント 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。 レコード番号 — 4バイトの符号なし整数
4 フェーズ1の終了 取得フェーズ終了後にCHECKPOINT LOADING END要求が正常に完了したことを意味します。
  • 読み取られたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたレコード — 4バイトの符号無し整数
5 フェーズ2の開始 EXEC MLOAD要求がこれからデータベースに送信されることを意味します。 フェーズ2開始イベント コードに伴なうデータはありません。
6 フェーズ2の終了 EXEC MLOAD要求の処理が正常に完了したことを意味します。
  • 挿入されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • 更新されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • 削除されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
7 エラー テーブル1 最初のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。
  • 行数 - 4バイトの符号なし整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
8 Error Table 2(エラー テーブル2) 2番目のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。
  • 行数 - 4バイトの符号なし整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
9 データベース再起動 Teradata MultiLoadがデータベースまたはCLIv2からクラッシュ メッセージを受信しました。 データベース再始動イベント コードにはデータが付随しません。
10 CLIv2エラー Teradata MultiLoadがCLIv2エラーを受信しました。 エラー コード - 4バイトの符号なし整数
11 データベース エラー Teradata MultiLoadが、終了コード12を生成するデータベース エラーを受け取りました。 エラー コード - 4バイトの符号なし整数
すべてのデータベース エラーが、このイベントを発生させるわけではありません。 例えば、表の削除中または作成中に生成されるエラー3807によってTeradata MultiLoadが終了することはありません。
12 終了 Teradata MultiLoadが終了しています。 終了コード - 4バイトの符号なし整数
21 AMPの停止 EXEC MLOAD文の直前でデータベースに含まれるAMPが1つ以上ダウンしていることを意味します。 AMPダウン イベント コードに伴なうデータはありません。
22 インポートの開始 各インポート タスクに関して、最初のレコードの読み取りが開始される。 インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
23 インポートの終了 各インポート タスクに関して、最後のレコードが読み取られた。返されるデータは、インポート タスクのレコード統計です。
  • 読み取られたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたレコード — 4バイトの符号無し整数
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
24 削除の始動 BEGIN MLOAD DELETEコマンドの処理が正常に実行されたことを意味します。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーザー名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 – 最大64バイトの配列
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号なし整数
  • オプション文字列 – 最大80バイトの配列
25 削除の開始 DELETE文がこれからデータベースに送信されることを意味します。
  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • 表名 – 最大128バイトの配列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • DBaseName - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
26 削除の完了 削除タスクに向けてEXEC MLOAD要求が正常に処理されたことを意味します。
  • 削除されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
27 削除の終了 削除タスクの終了を意味します。 終了コード - 4バイトの符号なし整数
28 フェーズ1終了64 取得フェーズ終了後にCHECKPOINT LOADING END要求が正常に完了したことを意味します。
  • 読み取られたレコード - 24バイト文字列
  • スキップされたレコード - 24バイト文字列
  • 拒否されたレコード - 24バイト文字列
  • データベース に送信されたレコード - 24バイト文字列
29 フェーズ1終了64 各インポート タスクに関して、最後のレコードが読み取られた。返されるデータは、インポート タスクのレコード統計です。
  • 読み取られたレコード - 24バイト文字列
  • スキップされたレコード - 24バイト文字列
  • 拒否されたレコード - 24バイト文字列
  • データベースに送信されたレコード - 24バイト文字列
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
30 初期化EON BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されたことを意味します。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーザー名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
  • ユーザー文字列長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー文字列 - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
31 フェーズ1の開始EON 取得フェーズの開始時、

BEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETEコマンドで指定された表ごとに1度ずつ呼び出されることを意味します。

  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • 表の名前 - サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • DBaseName - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
32 チェックポイント 64 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。 レコード番号 - 24バイト文字列
33 フェーズ2終了64 EXEC MLOAD要求の処理が正常に完了したことを意味します。
  • 挿入されたレコード - 24バイト文字列
  • 更新されたレコード - 24バイト文字列
  • 削除されたレコード - 24バイト文字列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
34 エラー表1 64 2番目のエラー表について、SEL COUNT(*)要求の処理が正常終了しました。
  • ロー番号 - 24バイト文字列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
35 エラー表2 64 2番目のエラー テーブルのSEL COUNT(*)リクエストの処理を正常に完了したことを意味します。

BEGIN MLOADコマンドで指定された各表についてデータが渡されます。

  • 行番号 - 24バイト文字列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
36 削除初期化EON BEGINDELETE MLOADコマンドの処理が正常に実行されたことを意味します。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーザー名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
  • ユーザー文字列長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー文字列 - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
37 削除開始EON DELETE文がこれからデータベースに送信されることを意味します。
  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • 表の名前 - サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • DBaseName - データベース オブジェクトでサポートされる最大長を保持する文字列
38 削除終了64 削除タスクに向けてEXEC MLOAD要求が正常に処理されたことを意味します。
  • 削除されたレコード - 24バイト文字列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数