IMPORTコマンドのUSING(parms)オプションとしてFDLINMODパラメータを指定することにより、FastLoadのために作成されたFDL互換のINMODルーチンを使用します。このパラメータを使用すると、次のチェックポイント機能の実行方法を除いて、互換性のあるサポート操作が提供されます。
- Teradata MultiLoadジョブで、FROM、FOR、またはTHRUの各オプションを使用して、FDL互換のINMODルーチンからレコードの範囲を要求すると、Teradata MultiLoadはデフォルトのレコード チェックポイント処理を回避します。
データベースで再始動/回復操作が行なわれると、Teradata MultiLoadが再始動され、処理範囲の最初から再度レコードを取得されます。
同じ状況で、BEGIN MLOADコマンドに0以外のCHECKPOINT rateが含まれている場合、Teradata MultiLoadはエラーで終了します。
- Teradata MultiLoadジョブでレコードの範囲を要求しない場合は、デフォルトまたはジョブ指定に従って、チェックポイント処理がTeradata MultiLoadによって実行されます。
データベースで再始動/回復操作が行なわれ、INMODルーチンが回復をサポートしている場合、Teradata MultiLoadは最後に記録されたチェックポイントからデータの取得アクティビティを続行します。
ただし、Teradata MultiLoadによって生成されるソースの連番は、INMODルーチンによるレコードの供給順序を正確に認識しない可能性があります。ただし、このような矛盾を除けば、データは依然として正確に適用されます。
FDL互換のINMODルーチンを、Teradata MultiLoadのIMPORTコマンドのINFILE指定とともに指定できません。
INFILE指定のINMODルーチンが指定されたとき
- Teradata MultiLoadはファイルの読み取り操作を行ないます。
- INMODルーチンは通過フィルタとして動作します。
FDL互換のINMODルーチンは常にファイル読み取り操作を実行する必要があるため、FDL互換のTeradata MultiLoadのINMODルーチンと" のINFILE指定の組み合わせは無効です。