次の表では、DISPLAYコマンドを使用する場合に考慮すべき事柄について説明します。
対象 | 使用上の注意 |
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ネットワーク接続システムでの書き込み操作の競合 | ネットワーク接続のクライアント システムでは、stdoutのリダイレクトにDISPLAYコマンドのファイルと同じファイルを指定すると、同じファイルへの書き込み操作の競合が発生するため、操作が完了しない場合があります。 |
テキスト列でのアポストロフィの表示 | 文字列内にアポストロフィーを表示するためには、アポストロフィー(単一引用符)を2つ続けて使用し、文字列を囲んでいる単一引用符と通常の二重引用符の両方から区別します。 |
システム コンソール/標準出力デバイスの指定 | fileidにアスタリスク(*)を指定すると、表示メッセージをシステム コンソール/標準出力(stdout)装置に送信できます。 システム コンソールとは次のいずれかです。
表示画面や標準出力デバイスについての詳細は、ファイルの要件を参照してください。 |
ユーティリティ変数 | ユーティリティ変数は、テキストが表示される前に値に置き換えられます。この処理は、変数名の先頭にアンパサンド(&)を付けることで実行されます。 ユーティリティ変数の名前を表示するためには、先頭にアンパサンドを2つ(&&)付けます。 |
z/OS fileidの使用上の注意 | DDNAMEは、以下の場合を除いて、Teradata SQL列名と同じ構成規則に従う必要があります。
DDNAMEは、外部システムに適用可能な規則に従う必要があります。シーケンシャル(VSAM)データ セットを参照できます。 DDNAMEが磁気テープ上のデータ ソースを表わす場合、テープは、オペレーティング システムのサポート内容によって、ラベル付きとラベルなしのどちらかとなります。 |