削除タスクの構文 - MultiLoad

Teradata® MultiLoadリファレンス

Product
MultiLoad
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities


説明

AMPCHECK
障害AMPに対するTeradata Multiloadの対応を、以下のいずれかで指定します。
  • AMPCHECK NONEを指定すると、クラスタ内でダウンしているAMPが複数でない限り、Teradata Multiloadジョブを開始、再始動、または続行できます。
  • AMPCHECK APPLYを指定すると、AMPがダウンしているときに、Teradata Multiloadはアプリケーション フェーズに進入することも退出することもできません。
  • AMPCHECK ALLを指定すると、AMPがダウンしているときに、Teradata Multiloadジョブは一時停止します。
AMPCHECKを指定しない場合、Teradata MultiloadのデフォルトはAMPCHECK APPLYです。
障害AMPがある状態で、Teradata Multiloadジョブを開始、再始動、または続行するためには、ジョブのすべてのtname1ターゲット テーブルにジョブのフォールバック テーブルが指定されている必要があります。フォールバック表でないターゲット表が1つでもあると、ジョブは開始も再始動もされません。
CHECKPOINT rate
Teradata Multiloadのインポート タスクの取得フェーズ中にチェックポイント操作を実行する間隔を、以下のいずれかの値で指定します。
  • クライアント システムから読み取られたロー数、またはデータベースに送信されたロー数
  • または時間(分)
CHECKPOINT rateを60以上に指定すると、指定した数のレコードが処理されるたびにチェックポイント操作が実行されます。
CHECKPOINT rateを60未満に指定すると、指定された頻度(分)でチェックポイント操作が実行されます。
CHECKPOINT rateに0を指定すると、チェックポイント機能が無効になります。Teradata MultiLoadのインポート タスク中にチェックポイント操作は実行されません。
CHECKPOINT rateを指定しない場合、デフォルトのrate(15分ごと)でチェックポイント操作がTeradata MultiLoadによって実行されます。
FOR、FROM、THRUオプションとFDL互換INMODルーチンを同時に使用する場合、チェックポイントは設定されません。FOR、FROM、またはTHRUの各オプションとFDL互換INMODルーチンを一緒に使用し、CHECKPOINT率を0以外の値に指定すると、Teradata MultiLoadはエラー メッセージを出力して終了します。
DATAENCRYPTION value
Teradata MultiLoadジョブのデータ暗号化を有効にするキーワード。ネットワーク プラットフォーム以外では使用できません。valueのオプションには、以下のものがあります。
  • ON = すべてのセッションが暗号化されます。
  • OFF = セッションは暗号化されません。これはデフォルトです。
このオプションが適用されるのは、BEGIN (DELETE) MLOAD要求、およびBEGIN (DELETE) MLOADコマンド後の要求だけです。
このオプションを使用すると、実行時パラメータとmloadcfg.dat構成ファイルの両方で、指定されたデータ暗号化設定が上書きされます。
dbname
ターゲット テーブル、作業テーブル、エラー テーブル、および固有性違反テーブルのデータベース。
以下の目的でdbnameを指定します:
  • tname1ターゲット表またはビューのデータベースとは異なる修飾データベースをtname2tname3、およびtname4に指定する
  • 本番のデータベースを使用せずに表を作成したり消去したりする
DELETE
後続のTeradata MultiLoadコマンドによって削除タスクが始動されることを指定します。
ERRLIMIT errcount
この数値はおおよその値です。これは、Teradata MultiLoadが一度に複数行のデータをデータベースに送信するためです。エラー制限値を超えたことを示すメッセージをTeradata MultiLoadが処理するまで、エラー制限で指定した実際の数値よりも多くのレコードがエラー表にロードされている可能性があります。
概数を表わすerrpercentパラメータを使用する場合、errcountには、errpercentパラメータを適用する前にデータベースに送信する必要があるレコード数を指定します。
デフォルトでは、制限はありません。
固有性違反は拒否されたレコードの数には加えられません。
詳細については、エラーの記録を参照してください。
ERRORTABLES
エラー表のパス。
errpercent
これまでにデータベースに送信された合計レコード数のうち、Teradata MultiLoadのインポート タスクの取得フェーズ中に拒否できるおおよそのパーセントを整数で表わしたもの。
EXIT name
ユーザー定義の出口を呼び出すキーワード句。この場合のnameは、メンバー名が_dynamnであるユーザー指定のライブラリ名です。
出口は、C言語か、C互換実行時環境の言語で作成する必要があります。
UNIX OSのバージョンによっては、モジュールがカレント ディレクトリにある場合、接頭辞「./」をEXITname指定に追加しなければならないことがあります。
IMPORT
後続のTeradata MultiLoadコマンドによってインポート タスクが始動されることを指定します。
MSG 'string'
Teradata MultiLoadがログ出力する最大16文字のユーザー指定文字列。ログの出力先は以下のとおりです。
  • メインフレーム接続のz/OSクライアント システム用のオペレータのコンソール
  • ワークステーション接続のUNIXおよびWindowsクライアント システムの場合、システム ログ
string指定は、単一引用符文字( ' )で囲まれていなければなりません。
NODROP
NODROPは、エラー表がジョブの最後に空になってもこれを削除しないようにMultiLoadに指示します。
NOTIFY
ユーザー出口通知オプションのTeradata MultiLoad実装。以下のいずれかを指定します。
  • NOTIFY OFFを指定すると、通知ユーザー出口オプションが抑制されます。
  • NOTIFY LOWは、次の表の低通知レベルの列に"Yes"と表示されているイベントについて、ユーザー出口通知オプションを有効にします。
  • NOTIFY MEDIUMは、非常に重要なイベントについて、ユーザー出口通知オプションを有効にします。こうしたイベントについては、次の表の中通知レベルの列に"Yes"と表示されています。
  • NOTIFY HIGHは、操作上の判断ポイントが含まれるすべてのTeradata MultiLoadイベントについて、ユーザー出口通知オプションを有効にします。こうしたイベントについては、次の表の高通知レベルの列に"Yes"と表示されています。
NOTIFYエラー条件が発生するとMultiLoadは致命的エラーによって終了します。
QUEUE option
メインフレーム接続のz/OSクライアント システムの待ち行列管理オプションを指定するキーワード句。
このオプションはz/OSでのみ使用可能で、通知が「低」に指定されているインポート タスクでのみ指定できます。
このオプションは、BEGIN MLOADコマンドが処理される際にENQを呼び出し、その後重大なイベントが発生するとDEQを呼び出します。
optionには次のいずれかを指定します。
RNAME
引用符で囲まれた最大255文字の文字列を内容とするパラメータ
デフォルトはTDUSER
SCOPE
以下のいずれかのパラメータ。
  • JOB - QUEUEはそのジョブ(すべてのジョブ ステップを含む)を対象としたローカルなものとなります。
  • SYSTEM - QUEUEはこのコマンドを実行するコンピュータを対象としたグローバルなものとなります。
  • SYSTEMS - QUEUEは複合体内のすべてのコンピュータを対象としたグローバルなものとなります。
デフォルトはSYSTEMS
NOBLOCK
ENQが何らかの理由でブロックする場合に必ずエラーを返すことを指定するパラメータ。これはジョブにとって致命的なエラーです。
デフォルトは暗黙指定のBLOCK(BLOCKキーワードを指定しない)です。これはENQがQUEUEを待機することを意味します。
SESSIONS
LOGONコマンドの入力時にログオンされるTeradata MultiLoadセッション数の最大数、およびオプションとしてジョブの実行に必要な最小セッション数。
  • maxパラメータは、ログオンするセッションの数を指定します。

    maxには、1から32767までの値を指定します。ただし、使用可能なAMPの数より多いSESSIONS max値を指定すると、動作中の各AMPあたりのセッション数がTeradata MultiLoadによって1に制限されます。

    SESSIONS オプションを使用しない場合のデフォルトの最大値は、AMPごとに1つのセッションです。

  • minパラメータは、ジョブの継続に必要なセッション数の最小値を指定します。

    min指定は0より大きくなければなりません。

    SESSIONSオプションを使用しない場合またはmin値を指定しない場合、デフォルトの最小値は1です。

  • * (アスタリスク)パラメータは、セッション数の最大値および最小値を指定します。

    AMPあたり1で、ログオンするセッション数を最大にするには、max指定にアスタリスク文字を使用します。

    minの指定にアスタリスクを使用すると、少なくとも1つのセッション、かつmaxの指定以下のセッションがログオンされます。

    SESSIONS * *を指定した場合、結果はSESSIONSオプションをまったく使用しない場合と同じになります。

大規模なデータベース構成では、各AMPにつき1セッションというデフォルトは必ずしも適切ではありません。セッションの構成方法の詳細については、このセクションの最後にある表を参照してください。
SLEEP minutes
SLEEP実行時オプション。この場合のminutesは、ログオン操作を再試行するまでにTeradata MultiLoadが待機する時間です。
SLEEPには、ゼロより大きい値を指定します。ゼロを指定すると、Teradata MultiLoadによってエラー メッセージが返され、デフォルト値が使用されます。デフォルト値は6分です。
MultiLoadは、TENACITYと共にSLEEPを指定します。SLEEPコマンドで指定した時間数がTENACTIYコマンドで指定した時間を超過すると、スリープ間隔がリセットされ、TENACITYコマンドで指定された時間と同等になります。例えば、TENACITYコマンドで指定された時間が1時間の場合はSLEEP時間は60分にリセットされるため、SLEEP時間がTENACITY時間を超過することはありません。
SLEEPコマンドで指定されたスリープ間隔は、合計スリープ時間がTENACITYコマンドで指定された時間を超えないように、動的に調整されます。例えば、SLEEPコマンドで指定された時間が35分でTENACTYコマンドで指定された時間が1時間の場合は、次のようになります。
  • Teradata FastExportは35分間スリープしてから、データベースへのログオンを試みます。
  • この初回の試行が失敗すると、SLEEP時間が25分に動的に調整される(TENACTITY時間からSLEEP時間が減算される)ため、合計のSLEEP時間がTENACTIY時間(60分)を超過することはありません。
TABLEWAIT hours
TABLEWAIT実行時オプション。この場合のhoursは、ターゲット表の1つが他のジョブ(Multiload/Fastload)でロード中の場合にTeradata MultiLoadの開始がTeradata MultiLoadによって試行される時間数です。
Teradata MultiLoadユーティリティがTeradata MultiLoadを始動する際に、データベースによってターゲット表がロード中であることを示すメッセージ(エラー2574、エラー2652)が示された場合、Teradata MultiLoadユーティリティは以下の処理を行ないます。
  • デフォルトの6分間待機する。またはSLEEP実行時間オプションで指定されている時間待機します。
  • その後、再度Teradata MultiLoadの始動を試みる。
表を取得するか、またはTABLEWAIT(hours)で指定された時間を過ぎるまで、上記の処理がTeradata MultiLoadによって繰り返されます。
TENACITY hours
TENACITY実行時オプション。この場合のhoursは、すでに最大数のロード ジョブが"" で実行されている場合にTeradata MultiLoadがログオンを試みる時間数です。
デフォルト値は4時間です。
TENACITYコマンドとSLEEPコマンドとの対話方法の詳細については、この表のSLEEP minutesを参照してください。
TENACITYを指定しない場合、hoursは4になります。TENACITYをhoursなしで指定した場合は、エラー メッセージが表示されます。
データベース は、Teradata MultiLoadによる必要なすべてのデータ ロード セッションへのログオンを許可するか、ロード容量が現時点で完全に使用されているという理由でログオンを拒否します。
Teradata MultiLoadが新しいタスクへのログオンを試みたときに、すでに最大数のセッションが実行中であることを"" が示すと、Teradata MultiLoadは以下の処理を行ないます。
  1. デフォルトの6分間待機する。またはSLEEP実行時間オプションで指定されている時間待機します。
  2. データベースへのログオンを再試行する。
必要な数のセッションにログオンするか、TENACITY hoursの期間が過ぎるまで、この処理がTeradata MultiLoadによって繰り返されます。
TEXT 'string'
Teradata MultiLoadが指定された出口ルーチンに渡す最大80文字のユーザー指定文字列。
string指定は単一引用符( ' )で囲む必要があります。
tname1
  • インポート タスクのターゲット表またはビュー
  • 削除タスクのターゲット表

    (削除タスクの場合、ビューは対象にできません。)

次の項目を指定します。
  • インポート タスクの場合、最大5つのターゲット表またはビュー
  • 削除タスクの場合、1つのターゲット表
tname1指定で、既存のターゲット表またはビューを識別する必要があります。
データベースを指定しないと、Teradata MultiLoadによってデフォルトのデータベースが使用されて表またはビューの名前が指定されます。
tname2
個々のtname1表またはビューに対する作業表。
作業表はハッシュされない特別な表で、インポートと削除の両方のタスクの実行中にTeradata MultiLoadで使用されます。
tname2指定で、以下のものを識別する必要があります。
  • 再始動以外のタスクの場合、新規の(非既存の)表
  • 再始動タスクの場合、既存の表
これらを識別しないと、Teradata MultiLoadはエラー メッセージを出力してタスクを終了します。
WORKTABLES指定を使用しない場合、指定したtname1表またはビューごとに、 WT_tname1というデフォルト名でtname2作業表がTeradata MultiLoadによって作成されます。
インポート タスクまたは削除タスクが完了すると、Teradata MultiLoadによって作業表が自動的に削除されます。
Teradata MultiLoadジョブが中断した場合は、Teradata MultiLoadによるインポート タスクまたは削除タスクは完了するまで、作業表やエラー表を削除しないでください。
作業テーブルまたはエラー テーブルの削除の詳細については、Teradata MultiLoadが作成した必須のテーブルを削除することによる影響を参照してください。
2つ以上のTeradata MultiLoadジョブで作業表を共有しないでください。また、単一のTeradata MultiLoadジョブの2つ以上のターゲット表で作業表を共有することも避けてください。ジョブを正しく実行するためには、Teradata MultiLoadジョブの各ターゲット表に専用の作業表が必要です。
Teradata MultiLoadジョブの各ターゲット表に専用の作業表を設定しないと、予期しない結果が発生します。影響がある1つ以上のジョブを再起動できます。
tname3
Teradata MultiLoadのインポート タスクの取得フェーズで検出されたエラーに関する情報を受け取る各tname1表またはビューのフォールバック エラー表。2つ以上のTeradata MultiLoadジョブで取得エラー表を共有しないでください。
tname3指定で、以下のものを識別する必要があります。
  • 再始動以外のタスクの場合、新規の(非既存の)テーブル
  • 再始動タスクの場合、既存のテーブル
これらを識別しないと、Teradata Multiloadはエラー メッセージを出力してタスクを終了します。
ERRORTABLES指定を使用しない場合、指定したtname1ターゲット テーブルまたはビューごとに、tname3エラー テーブルが、 ET_tname1というデフォルト名でTeradata Multiloadによって作成されます。
Teradata Multiloadジョブが中断した場合は、Teradata Multiloadによるインポート タスクまたは削除タスクが完了するまで、エラー テーブルや作業テーブルを削除しないでください。作業テーブルまたはエラー テーブルの削除の詳細については、Teradata MultiLoadが作成した必須のテーブルを削除することによる影響を参照してください。
単一のTeradata Multiloadジョブの2つ以上のターゲット テーブルで取得エラー テーブルを共有することも避けてください。ジョブを正しく実行するためには、Teradata Multiloadジョブの各ターゲット テーブルに専用の取得エラー テーブルが必要です。
Teradata Multiloadジョブの各ターゲット テーブルに固有の取得エラー テーブルを設定しないと、予期しない結果が発生します。また、影響を受けた1つ以上のジョブを再始動できない場合もあります。
tname4
Teradata Multiloadのインポート タスクまたは削除タスクのアプリケーション フェーズで検出されたエラーに関する情報を受け取る各tname1テーブルまたはビューのフォールバック エラー テーブル。
tname4指定で、以下のものを識別する必要があります。
  • >再始動以外のタスクの場合、新規の(非既存の)テーブル
  • 再始動タスクの場合、既存のテーブル
これらを識別しないと、Teradata Multiloadはエラー メッセージを出力してタスクを終了します。
ERRORTABLES指定を使用しない場合、指定したtname1ターゲット テーブルまたはビューごとに、UV_tname1というデフォルト名でtname4エラー テーブルがTeradata Multiloadによって作成されます。
Teradata Multiloadジョブが中断した場合は、Teradata Multiloadによるインポート タスクまたは削除タスクが完了するまで、エラー テーブルや作業テーブルを削除しないでください。作業テーブルまたはエラー テーブルの削除の詳細については、Teradata MultiLoadが作成した必須のテーブルを削除することによる影響を参照してください。
2つ以上のTeradata Multiloadジョブで取得エラー テーブルを共有しないでください。また、単一のTeradata Multiloadジョブの2つ以上のターゲット テーブルで取得エラー テーブルを共有することも避けてください。ジョブを正しく実行するためには、Teradata Multiload ジョブの各ターゲット テーブルに専用の取得エラー テーブルが必要です。
Teradata Multiloadジョブの各ターゲット テーブルに固有の取得エラー テーブルを設定しないと、予期しない結果が発生します。また、影響を受けた1つ以上のジョブを再始動できない場合もあります。
WORKTABLES
作業表のパスを指定します。
EXITEON name
拡張オブジェクト名をサポートするユーザー定義の出口ルーチンを呼び出すキーワード句。この場合のnameは、メンバー名が_dynamnであるユーザー指定のライブラリ名です。
出口は、C言語か、C互換実行時環境の言語で作成する必要があります。
UNIX OSのバージョンによっては、モジュールがカレント ディレクトリにある場合、接頭辞「./」をEXITEON name指定に追加しなければならないことがあります。
MSGEON 'string'
MSGEONは拡張オブジェクト名をサポートします。Teradata MultiLoadがログ出力する最大16文字のユーザー指定文字列。ログの出力先は以下のとおりです。
  • メインフレーム接続のz/OSクライアント システム用のオペレータのコンソール
  • ワークステーション接続のUNIXおよびWindowsクライアント システムの場合、システム ログ
string指定は、単一引用符文字( ' )で囲まれていなければなりません。
EXIT64 name
8バイトのアクティビティ カウントをサポートするユーザー定義の出口ルーチンを呼び出すキーワード句。この場合のnameは、メンバー名が_dynamnであるユーザー指定のライブラリ名です。
出口は、C言語か、C互換実行時環境の言語で作成する必要があります。
UNIX OSのバージョンによっては、モジュールがカレント ディレクトリにある場合、接頭辞「./」をEXITEON name指定に追加しなければならないことがあります。
MSG64 'string'
MSG64は8バイトのアクティビティ カウントをサポートします。Teradata MultiLoadがログ出力する最大16文字のユーザー指定文字列。ログの出力先は以下のとおりです。
  • メインフレーム接続のz/OSクライアント システム用のオペレータのコンソール
  • ワークステーション接続のUNIXおよびWindowsクライアント システムの場合、システム ログ
string指定は、単一引用符文字( ' )で囲まれていなければなりません。

次のテーブルに通知を作成するイベントを示します。 通知の作成を、インポート タスクのみ、削除タスクのみ、または両方のタスクに対して行なうかは、イベントによって異なります。

通知が作成されるイベント
イベント インポート タスク 削除タスク 通知レベル 意味
AMPの停止 X X No No Yes データベースでAMPがダウンしています。
チェックポイント X   No No Yes 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。
CLIv2エラー X X Yes Yes Yes CLIv2エラー。
削除の開始   X No Yes Yes DELETE文をこれからデータベースに送信します。
削除の完了   X No Yes Yes 削除タスクが正常に処理されました。
削除の終了   X Yes Yes Yes 削除タスクの終了
削除の始動   X Yes Yes Yes BEGIN DELETE MLOADコマンドを処理中です。
エラー テーブル1 X   No No Yes 最初のエラー表に対するSEL COUNT(*)要求が正常に処理されました。
Error Table 2(エラー テーブル2) X X No No Yes 第2のエラー表に対するSEL COUNT(*)要求が正常に処理されました。
終了 X   Yes Yes Yes Teradata MultiLoadが終了しています。
ファイルまたはINMODのオープン X   No No Yes IMPORTコマンドが正常に処理されました。
インポートの開始 X   No No Yes 最初のレコードをこれから読み取ります。
Import End(インポートの終了) X   No No Yes 最後のレコードの読み取り終了
初期化 X   Yes Yes Yes NOTIFYオプション(BEGIN MLOADまたはBEGIN DELETE MLOADコマンド)が正常に処理されました。
Phase 1 Begin(フェーズ1の開始) X   No Yes Yes 取得フェーズが開始されました。
フェーズ1の終了 X   No Yes Yes 取得フェーズ終了後にCHECKPOINT LOADING END要求が正常に処理されました。
フェーズ2の開始 X X No Yes Yes EXEC MLOAD要求がこれからデータベースに送信されることを意味します。
フェーズ2の終了 X   No Yes Yes EXEC MLOAD要求が正常に処理されました。
データベース再起動 X X No Yes Yes データベースまたはCLIv2からのクラッシュ エラーです。
データベース エラー X X Yes Yes Yes Teradata MultiLoadを終了させるデータベース エラー。