DELETE (定位置形式) - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLストアド プロシージャおよび埋め込みSQL

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/xqq1557098602407.ditamap
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ja-JP/xqq1557098602407.ditaval
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B035-1148
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

更新可能カーソル呼び出しから、最後に取り出された行を削除します。

呼び出し

実行可能形式。

ストアド プロシージャおよび埋め込みSQL。

構文

{ DELETE | DEL } FROM table_name WHERE CURRENT OF cursor_name
table_name
削除する行が見つかったテーブルの名前。
cursor_name
削除する行の位置を示すために使用されるカーソルの名前。

ANSI準拠

ANSI/ISO SQL:2011準拠。

この形式はTeradataセッション モードでは無効です。

許可

そのテーブルに対するDELETE権限を持っていなければなりません。

ビューでデータを削除するための権限を付与する場合には、注意が必要です。ビューで行を削除するとき、ユーザーに見えないフィールド内のデータもまた削除されます。

WHERE CURRENT OF使用上の制限

  • cursor_nameは、有効な更新可能カーソルでなければなりません。
  • カーソルの現在行の複数更新や、カーソルの現在行の更新に続く削除は許されています。
  • table_nameは、更新可能カーソル リクエストでSELECTしたテーブルと同じでなければなりません。
  • 参照されるカーソルは、FETCH文を介して有効な行に配置しなければなりません。

ルール

  • プリプロセッサTRANSACTまたは-trオプションがANSIに設定されている必要があります。
  • DELETE文でWHERE CURRENT OF句を指定すると、WHERE CURRENT OF cursor_nameで指定されたカーソルが現在指している行を操作できます。

例: カーソルによる行の削除

この例では、テーブルから削除するために使用されるカーソルの名前はX01です。

EXEC SQL
DELETE FROM customer
WHERE CURRENT OF x01;

関連トピック

<Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146>の「DELETE」を参照してください。