出力形式を指定するためにFORMAT句を使用してテーブルを作成します。
CREATE TABLE t1 (f1 TIME(3) WITH TIME ZONE FORMAT 'HH:MI:SS.S(F)' ,f2 TIMESTAMP(4) FORMAT 'YYYY-MM-DDBHH:MI:SS.S(F)Z');
時刻(TIME)リテラルおよびTIMESTAMPリテラルを使用することにより、このテーブルにデータを入れます。
INSERT t1 (TIME '10:44:25.123-08:00', TIMESTAMP '2000-09-20 10:44:25.1234');
データを問合わせます。
SELECT f1, f2 FROM t1;
クエリーから、以下のような結果が返されます。
f1 f2 ------------ ------------------------ 10:44:25.123 2000-09-20 10:44:25.1234
列f1はTIME WITH TIME ZONEデータ型として定義されていましたが、FORMATに形式設定文字Zが含まれていなかったため、時間帯が出力に表示されていません。列f2はTIMESTAMPデータ型として定義されており、FORMATには形式設定文字Zが含まれています。しかし、タイムスタンプのデータに時間帯が含まれていないため、時間帯情報が出力に表示されていません。
列f1の時間帯情報を表示するには、SELECTで次のようにFORMAT句を使用します。
SELECT CAST (f1 AS TIME(3) WITH TIME ZONE FORMAT 'HH:MI:SS.S(F)Z') FROM t1;
クエリーから、以下のような結果が返されます。
f1 ----------------- 10:44:25.123-8:00
時刻(TIME)リテラルおよびTIMESTAMPリテラルについては、データ リテラルを参照してください。
データ型変換でFORMAT句を使用する方法についての詳細は、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>を参照してください。