Teradata Databaseは、ユーザーが作成したARRAYデータ型ごとに、次のルーチンを自動的に生成します。
自動生成ルーチン | 説明 |
---|---|
コンストラクタ関数 | ARRAYタイプのインスタンスを割り当てます。また、DEFAULT NULL句が指定されていない場合には、すべての構成要素を未初期化状態に設定します。DEFAULT NULLが指定されているときには、すべての構成要素をNULLに設定します。 |
コンストラクタ メソッド | 1つ以上の引数を受け取り、配列の各構成要素をこのメソッドに渡された対応する値で初期化します。 |
ARRAYコンストラクタ式を使用して、ARRAYデータ型の新しいインスタンスを作成してから、自動生成コンストラクタ メソッドまたは関数を使用して、そのインスタンスを初期化します。ARRAYコンストラクタ式の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>の「ARRAY関数および演算子」を参照してください。
Teradata Databaseは、ユーザーが作成したARRAYデータ型ごとに、次の機能を自動的に生成します。
自動生成機能 | 説明 |
---|---|
ARRAYタイプの変換 | ARRAYタイプの変換に関連付けられたfrom-sql機能およびto-sql機能。ARRAYの値は、VARCHAR(length)値に(または、その逆に)変換されます。このlengthは、構成要素の型とARRAYに定義された構成要素の総数とに応じて変化します。 ARRAY型の入力/出力文字列の変換についての詳細は、UDTの外部表現を参照してください。 |
ARRAYタイプの順序付け | ARRAYタイプに対する基本的な順序付け機能。 |
ARRAY型のキャスト | ARRAYタイプに対するキャスト機能。VARCHARからARRAY、およびARRAYからVARCHARへの2つの自動生成キャストが提供されます。 |
詳細は、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>の「CREATE TYPE (ARRAY形式)」を参照してください。