式の中で浮動小数点数のリテラル文字列を宣言します。
構文
[ + | - ] { nE | n.E | .nE | n.nE } [ + | - ] m
- +, -
- 任意指定の符号。
- n
- 仮数の整数部を表わす任意の有効な整数と、任意指定の小数部。
- E
- この後に続くものが数値のべき指数であることを示す記号。
- m
- 数値のべき指数を表わす任意の有効な整数。
浮動小数点数リテラルの構成要素
浮動小数点数リテラルは、以下の構成要素で構成されます(左から右に)。
- 任意指定の符号
- 仮数の整数部を表わす一連の数字(ない場合もある)
- 任意指定の小数点
- 仮数の小数部を表わす一連の数字(ない場合もある)
- リテラル文字E
- 任意指定の符号
- べき指数を表わす一連の数字(ない場合もある)
任意指定の符号の直後に続く場合を除いて、リテラル内にはスペース文字と復帰改行文字は使用できません。
2番目の任意指定の符号は、リテラル文字Eの直後で、指数を表わす一連の数字の前に来る必要があります。ただし、指数を表わす桁の中央または指数を表わす数字の後に符号を指定しても、Teradataは構文エラーを発行しません。
浮動小数点数リテラルのデータ型
浮動小数点数リテラルは、FLOATデータ型のリテラルとして扱われます。それは、以下と同等であるものとして扱われます。
- REAL
- DOUBLE PRECISION
例: 浮動小数点リテラル
以下に、浮動小数点数リテラルの例を示します。
1E100 3.14E-10 6.023E23
関連トピック
詳細情報 | 参照先 |
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FLOAT/REAL/DOUBLE PRECISIONデータ型 |
比較と計算における小数点値に関する潜在的な問題 | 浮動小数点値に対する演算 |