OEXTENDは、引数として配列式を取り、配列に1つ以上の新しい構成要素用の領域を割り当てます。
指定内容 | メソッドの動作 |
---|---|
OEXTEND() | ARRAY値に1つのNULL構成要素を追加します。多次元(n-D)ARRAYの場合、これは行優先順で行なわれます。 |
OEXTEND(num_spaces) | ARRAY値にn個のNULL構成要素を追加します。このとき、n = num_spacesになります。n-D ARRAYの場合、これは行優先順で行なわれます。 |
OEXTEND(num_spaces,index_value) または OEXTEND(num_spaces, array_bound) |
ARRAY値にindex_valueまたはarray_boundによってインデックス作成されたn個の構成要素のコピーを追加します。このとき、n = num_spacesになります。n-D ARRAYの場合、これは行優先順で行なわれます。 |
整数タイプの引数を指定しない、1つ指定、または2つ指定したOEXTENDメソッドは、1次元ARRAYタイプのOracle EXTENDメソッドと互換性があります。ただし、OEXTENDが引数なしで呼び出される場合に空の括弧が必要とされる点は、Oracle構文とは異なります。
次の場合に、OEXTENDはエラーを返します。
- array_exprがNULLの場合。
- index _valueまたはarray_boundのいずれかがNULLの場合。
- OEXTENDにより追加された構成要素数が、配列の最大サイズを越える場合。
num_spacesがNULLの場合、エラーは発生しませんが、OEXTENDはいかなるアクションも実行しません。