このセクションでは、ARRAYデータ型について説明します。
ARRAYデータ型とは、特定の同一データ型の構成要素をユーザー定義した数だけ保持する、名前付きのデータ型のことです。ARRAYデータ型は、1つ以上の次元を含むように定義できます。また、このデータ型を使用すると、多数の同じデータ型を順に格納したり、行列のような形式で格納したりできます。これにより、テーブルの1つの行に、同じタイプのデータ値を多数格納できるようになります。
Teradata Databaseでは、1次元(1-D)のARRAYデータ 型と、5次元までの多次元(n-D)のARRAYデータ型をサポートしています。
また、ARRAYデータ型を、Oracleとの互換性があるVARRAYキーワードと構文を使用して作成することもできます。
多次元データの格納およびアクセスに使用するデータ型です。ARRAYデータ型は、順次形式や行列形式で、同じ特定のデータ型の多数の値を格納できます。