年数で期間を定義する間隔値としてフィールドを識別します。
構文
INTERVAL YEAR [ ( precision ) ] [ attributes [...] ]
- precision
- YEARに指定できる桁数の範囲。1~4。
- attributes
- 適切なデータ型、列記憶、または列制約属性。
ANSI準拠
INTERVAL YEARは、ANSI SQL:2011に準拠しています。
INTERVAL YEARの内部表現
格納形式 | 長さ |
---|---|
SMALLINT | 2バイト |
INTERVAL YEARの外部表現
INTERVAL YEARタイプは、レコードおよび標識モードでCHARACTERデータとしてインポートおよびエクスポートされます。その際、クライアント文字セットが使用されます。
タイプ | 形式 |
---|---|
CHARACTER(precision + 1) | '-y(precision)' |
値には、先行のブランク文字または負符号と、それに続く指定された桁数の数値が入っています。INTERVAL YEAR(3)値の例には'-125'があります。
値の範囲
INTERVAL YEARの値の範囲は、以下のとおりです。
タイプと精度 | 最小値 | 最大値 |
---|---|---|
INTERVAL YEAR(1) | -'9' | '9' |
INTERVAL YEAR(2) | -'99' | '99' |
INTERVAL YEAR(3) | -'999' | '999' |
INTERVAL YEAR(4) | -'9999' | '9999' |
秒間隔を除く間隔データ型に10進値は使用できません。
INTERVAL YEARの暗黙の変換と明示的な変換
Teradata Databaseがある間隔データ型から他の間隔タイプへの暗黙の変換を実行する場合もあります。CASTを使用することにより、ある間隔タイプを他の間隔タイプに明示的に変換することもできます。
変換は同じINTERVALファミリーの範囲内でのみ可能です。例えば、YEARの間隔(INTERVAL)を月には変換できますが、日付や時刻には変換できません。
詳細については、<Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部、B035-1145>の「データ型の変換」を参照してください。