使用上の注意 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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B035-1143
Product Category
Software
Teradata Vantage

TIMESTAMP(n) [WITH TIME ZONE]値は、CAST関数を使用するとPERIOD(DATE)、PERIOD(TIME[(n)] [WITH TIME ZONE])、またはPERIOD(TIMESTAMP[(n)] [WITH TIME ZONE])としてキャストできます。

ターゲット タイプがPERIOD(TIME(n) [WITH TIME ZONE])またはPERIOD(TIMESTAMP(n)[WITH TIME ZONE])の場合、次のようになります。

  • ターゲットの精度がソースの精度より高い場合、精度を調整するために結果の境界の末尾にゼロが追加されます。
  • ターゲットの精度がソースの精度より低い場合、エラーが報告されます。

ターゲットのタイプがPERIOD(DATE)の場合、結果の開始境界は現在のセッションのタイムゾーンに調整されたソースの開始境界の日付部分になります。

ターゲットのタイプがPERIOD(TIME[(n)])の場合、結果の開始境界はソースの(UTCでの)値の時間部分になります。

ターゲットのタイプがPERIOD(TIME[(n)] WITH TIME ZONE)の場合、結果の開始境界は、ソースの値の(UTCでの)時間部分と、ソースのタイプがWITH TIME ZONEの場合はソースのタイムゾーン変位から、またソースのタイプがWITH TIME ZONEでない場合は現在のセッションのタイムゾーン変位から作成されます。

ターゲットのタイプがPERIOD(TIMESTAMP[(n)])の場合、結果の開始境界はソースの(UTCでの)値のタイムスタンプ部分になります。

ターゲットのタイプがPERIOD(TIMESTAMP[(n)] WITH TIME ZONE)の場合、結果の開始境界は、ソースの(UTCでの)値のタイムスタンプ部分と、ソースのタイプがWITH TIME ZONEの場合はソースのタイムゾーン変位から、またソースのタイプがWITH TIME ZONEでない場合は現在のセッションのタイムゾーン変位から作成されます。

ソースのTIMESTAMP値にうるう秒が含まれている場合、秒部分はターゲットの精度にまで精度を切り詰めた59.999999に調整されます。

結果の終了要素は、結果の開始境界にターゲット タイプの1最小単位を加算したものに設定されます。結果の終了境界が、PERIOD(DATE)またはPERIOD(TIMESTAMP[(n)])のターゲット タイプに許容されたDATEまたはTIMESTAMPのそれぞれの最大値を超える場合や、終了境界の値が、UTC形式でPERIOD(TIME[(n)])のターゲット タイプの結果の開始境界より小さい場合には、エラーが報告されます。

ターゲット タイプがWITH TIME ZONEの場合、結果の開始境界および終了境界は同じタイムゾーンでなければなりません。

また、結果は開始境界と最後の値が同じ値になることに注意してください。