Teradata SQLでは、式xの標題の作成時に次のルールが使用されます。
xの状況 | 结果 |
---|---|
明示的なTITLE句を持つ列参照である場合 | その標題の値が返されます。 以下に例を示します。 ProjectテーブルのCREATE TABLE文でProject.ProjIDに対して定義された明示的な標題は、Project//Idであるとします。 次の文は、下記の結果を返します。 SELECT Proj_Id FROM Project WHERE Description='O/E Batch System'; Project Id -------- OE2-0003 |
明示的なTITLEを持たない列参照である場合 | 列名が返されます。 以下に例を示します。 Salary (給与)列には明示的なTITLEがありません。 次の文は、下記の結果を返します。 SELECT Salary FROM Employee WHERE EmpNo = 10002; Salary --------- 35,000.00 |
定数である場合 | TITLEはその定数の文字表示です。定数の文字表示は、定数と同じ文字か、または定数の正規化された形式です。 以下に例を示します。 次の文は、値12の列見出しとして12を返します。 SELECT Name, 12 FROM Employee WHERE EmpNo = 10003; Name 12 ------- -- Leidner 12 |
“operator y”という形式(operatorは単項(+ または -)、あるいは集約演算子) | TITLEは‘operator’の後に‘(y)’が付いたものです。 以下に例を示します。 次の文は、列標題の一部として集約演算子(SUM)の名前を返します。 SELECT SUM(Salary) FROM Employee WHERE DeptNo = 700; Sum(Salary) ----------- 113,000.00 |
“y operator z” という形式 |
y、その後に“operator”、その後にz。 以下に例を示します。 次の文は、計算が実行された列データの見出しと演算子を返します。 SELECT Salary_Loan - 1000 FROM Employee_Loan WHERE EmpNo = 10004; Salary_Loan - 1000 ------------------ 41000.00 |
“function (y)”という形式の属性関数の場合 | TITLEはfunction(y)になります。 以下に例を示します。 次の文は、下記の結果を返します。 SELECT FORMAT (Employee.EmpNo); Format(EmpNo) ------------- ZZZZ9 |
“y(data_description)”の形式の場合(データ記述にはTITLE句またはNAMED句が含まれnot) という形式 |
TITLEは(y)です。 以下に例を示します。 次の文は、下記の結果を返します。 SELECT YrsExp (BYTEINT) FROM Employee WHERE EmpNo = 10016; YrsExp ------ 20 |
“y (data_description)”の場合(data_descriptionにTITLE句は含まれないが、NAMED句は含まれる) という形式 |
TITLEは、NAMED句で指定された名前です。 以下に例を示します。 次の文は、下記の結果を返します。 SELECT YrsExp (BYTEINT, NAMED YearsOfExperience) FROM Employee WHERE EmpNo = 10016; YearsOfExperience ----------------- 20 |
“y (data_description)”の形式の場合(data_descriptionにTITLE句が含まれる) という形式 |
TITLEは、句によって指定された標題です。 以下に例を示します。 次の文は、下記の結果を返します。 SELECT Salary (INTEGER, TITLE 'Pay') FROM Employee WHERE EmpNo = 10018; Pay ----- 65000 |
列幅の定義に使用するダッシュの数は、BTEQの属性です。
SELECT文にFORMAT句を使用することにより、この表示を変更することができます。