デフォルトの英大文字/英小文字指定は、モードごとに異なります。
大文字小文字指定は、CLOBタイプには適用できません。
ANSIモード
ANSIモードで定義されたCHARACTERおよびVARCHARデータ列は、デフォルトでCASESPECIFICとして定義されます。つまり、値'aa'と'AA'は等しく扱われません。
NOT CASESPECIFICオプションによって、列で英大文字/英小文字を指定しないようにできます。NOT CASESPECIFICは、このANSI標準に対するTeradata拡張です。
Teradataモード
Teradataモードで定義されたCHARACTERおよびVARCHARデータ列(CHARまたはVARCHAR CHARACTER SET GRAPHICと定義された文字データを除く)は、デフォルトではNOT CASESPECIFICと定義されます。
Latin文字は、すべてのTeradata Database文字セットでの標準的な表現であるため、UPPERCASE関数の結果は、どの文字セットでも等しくなります(マルチバイト文字は大文字に変換されないKANJI1を除く)。
CASESPECIFIC句とUPPERCASE句については、下記の箇所で説明されています。