Exportオペレータの必須および任意の属性値を宣言するには、Teradata PTのDEFINE OPERATOR文で属性定義リスト構文を使用します。
構文規則:
構文要素 | 説明 |
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AccountId = 'acctId' | 特定のユーザー名に関連するアカウントを指定する任意の属性。 この属性を省略すると、デフォルトでデータベースの直接所有者のアカウントIDが設定されます。 |
BlockSize = bytes | クライアントにデータを返すときに使用するブロック サイズを指定する任意の属性。最小値は256バイトです。デフォルト値は1048472バイトです。最大値は16775168バイトです。 BlockSizeの値は、Teradata Databaseによってサポートされるメッセージ サイズを超えることはできません。 指定されたブロック サイズが大きすぎる場合、オペレータはその値を指定可能な最大サイズまで減らし、ジョブを続行します。
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DataEncryption = ‘option’ | SQLリクエスト、応答、およびデータをセキュリティによって完全に暗号化する任意の属性。 有効な値は次のとおりです。
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DateForm = 'option' | Exportオペレータ ジョブのDATEデータ型を指定する任意の属性。 有効な値は次のとおりです。
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DiscardLargeRow = ‘option’ | Consumerオペレータがサイズの大きい行を処理できないため、サイズの大きい行(64Kより大きい)を破棄するかどうかをオペレータに指示する任意の属性。 有効な値は次のとおりです。
Consumerオペレータが、64Kを超える行をサポートしていないTeradata Databaseと通信している場合、Consumerオペレータはサイズの大きい行を処理できません。
このオプションを有効にし、Consumerオペレータがサイズの大きい行を処理できない場合、オペレータはサイズの大きい行を破棄します。破棄された行は保存されません。
オペレータは、Consumerオペレータに対して行が大きすぎるかどうかを事前に認識しないため、このオプションはFastExport NoSpoolモードでのみ適用されます。
オペレータは、Consumerオペレータに対して行が大きすぎるかどうかを事前に認識するため、このオプションはFastExport Spoolモードには適用されません。オペレータは、サイズの大きい行が1つ以上あることを事前に認識すると、ジョブを即座に終了します。
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LogonMech = ‘string’ | 使用するログオン メカニズムを指定する任意の属性。 認証方式によってはこの属性の指定が必須になる場合があります。 属性が8バイトを超えると、ジョブが終了されます。 LogonMechの指定要件については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>の「 ログオン セキュリティ」を参照してください。 |
LogonMechData = ‘data’ | 追加のログオン メカニズム データを転送する任意の属性。 外部認証方式によってはこの属性の指定が必須になります。 LogonMechDataの指定要件については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>の「 ログオン セキュリティ」を参照してください。 |
LogSQL = 'option' | 対象ジョブのSQLの中で、ログに記録する数を制御する任意の属性。 有効なオプションは次のとおりです。
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MaxDecimalDigits = digits | エクスポートできるDECIMALデータ型の桁数を制限する任意の属性。 有効値は1~38で、 デフォルト値は38です。 属性値qが38>=q>=1の場合、返されたDECIMAL (n[,m])データ項目のうちn>qのものはDECIMALに暗黙的にCASTされます。オーバーフローは明示的CASTと同様に処理されます。 メインフレーム接続のプラットフォームでは、MaxDecimalDigits属性を31以下にして、ネイティブ命令セットの容量を超える表現を回避することが推奨されます。 |
MaxSessions = maxSessions | ログオンするExportセッションの最大数を指定する任意の属性。 MaxSessionsには、1以上の値を指定する必要があります。1未満の値を指定すると、ジョブが終了されます。 デフォルトは、使用可能なAMPごとに1セッションです。最大値は、使用可能なAMP数を超えることはできません。 |
MinSessions = minSessions | Exportオペレータ ジョブを継続するために最低限必要な最小セッション数を指定する任意の属性。 MinSessionsには、1以上およびExportオペレータの最大セッション数以下の値を指定する必要があります。デフォルトは1セッションです。 |
NotifyExit = 'inmodName' | ユーザー定義の通知出口ルーチンの名前を指定する任意の属性。 値を指定しない場合、次のデフォルト名が使用されます。
独自の通知出口ルーチンを指定する方法については、使用制限語を参照してください。 |
NotifyLevel = ' notifyLevel ' | 特定のイベントについてレポートするレベルを指定する任意の属性。 有効な値は次のとおりです。
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NotifyMethod = 'notifyMethod' | イベントをレポートするために使用するメソッドを指定する任意の属性。方法は次のいずれかです。
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NotifyString = 'notifyString' | システム ログに送られるすべてのメッセージの先頭に付加するユーザー定義文字列を指定する任意の属性。 この文字列は、ユーザー定義の通知出口ルーチンにも送られます。 文字列の最大長は次のとおりです。
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OutLimit = maxRecords | Optional attribute that specifies the maximum number of records processed by each instance of the operator.INTEGER OutLimit = 1000
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PrivateLogName = 'logName' | Teradata PT Loggerによってパブリック ログ内部に保持されるログの名前を指定する任意の属性。 プライベート ログには、Exportオペレータによる出力がすべて記録されます。 プライベート ログは、tlogviewコマンドを次のように使用すると表示できます。ここで、jobidはTeradata PTのジョブ名を、privateLogNameはExportオペレータのPrivateLogName属性の値を示します。 tlogview -j jobid -f privatelogname プライベート ログを指定しない場合、出力はすべてパブリック ログに格納されます。 tlogviewコマンドの詳細については、Teradata PTユーティリティのコマンドを参照してください。 |
QueryBandSessInfo = 'queryBand Expression' | ジョブ セッションの存続期間中のクエリー バンドを指定する任意の属性。 queryBandExpressionは、セミコロンで区切られ、セミコロンで終了する、名前=値ペアのセットです。 ユーザーは、下記の例のようなクエリー バンド式を定義します。 ‘org=Finance;load=daily;location=west;’ QueryBandSessInfoは、ARRAY属性として指定することもできます。 クエリー バンド式の作成規則については、<Teradata Database SQLデータ定義言語 - 構文規則および例、B035-1144>と<SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184>を参照してください。 QueryBandSessInfo属性の値は、エクスポート オペレータのプライベート ログに表示されます。 QueryBandSessInfo属性の使用には、以下の規則が適用されます。
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RoleName - 'role name' | Teradata環境にセキュリティを実装する任意の属性。オペレータの先頭には、"SET ROLE"の値が付加されます。構文は、次のようにTeradata Databaseに送信されます。 SET ROLE <role name>; 例: SET ROLE All; SET ROLEコマンドの使用の詳細については、<Teradata Database SQLデータ定義言語 - 構文規則および例、B035-1144>を参照してください。 VARCHAR ARRAYを使用すると、複数の値を指定できます。以下に例を示します。 VARCHAR ARRAY RoleName = ['role name1', 'role name2'], SQLセッションが接続されると、オペレータはそのセッションでTeradata Databaseにリクエストを送信します。 Teradata DatabaseではFastExportプロトコル セッションでリクエストを送信できないため、オペレータはFastExportプロトコル セッションでリクエストを送信しません。 オペレータはこの属性の値を検証しません。オペレータは、その値をそのままTeradata Databaseに渡します。Teradata Databaseはその値を検証します。妥当性検査が失敗した場合、オペレータはTeradata Databaseエラーでジョブを終了します。
C形式のコメントは値で許可され、Teradata Databaseに渡されます。
ANSI形式のコメントは、値でサポートされません。値にANSI形式のコメントが含まれている場合、オペレータはTeradata Database構文エラーでジョブを終了できます。
セミコロンは値に使用できません。これは、オペレータがリクエストごとに1つのステートメントのみを許可するためです。値にセミコロンが含まれている場合に、オペレータはオペレータ エラーでジョブを終了します。
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SelectStmt = 'SELECT statement(s);’ | Teradata SQL SELECT文を指定する必須の属性。 オペレーティング システムのTeradata SQLリファレンスを参照して、SelectStmt属性に対して1つ以上の有効なTeradata SQL SELECT文を入力します。 ステートメントは単一引用符で囲む必要があります。また、各ステートメントの末尾にはセミコロンを付ける必要があります。 |
SpoolMode = 'option' | 応答セットに使用するスプーリング モードを指定する任意選択の属性。
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VARCHAR TASMFASTFAIL = ‘value’ | FASTFAILを有効にする任意属性。 有効な値は次のとおりです。
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TdpId = 'dbcName' | Exportオペレータ ジョブのTeradata Databaseマシン(非メインフレーム プラットフォーム)またはTDP(メインフレーム プラットフォーム)の名前を指定する任意の属性。 dbcNameは、最大256文字まで指定でき、ドメイン サーバー名を1つ指定できます。 dbcNameは、ネットワークのhostsファイルに入力されているホストの名前にします。 TdpId属性に対して値を指定しない場合、オペレータは、システム管理者がユーザー用に設定したデフォルトのTdpIdを使用します。 メインフレームでは、1文字のTdpIdがサポートされます。 1文字だけを指定すると、TDPで始まる4文字のTdpIdの略語とみなされます。
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TenacityHours = hours | Teradata Databaseで最大数のUpdate/Export/Loadジョブがすでに実行されている場合、Exportオペレータが継続的にログオンを試行する時間数を指定する任意の属性。 デフォルト値は4時間です。 Tenacity機能を有効にするためには、hoursに1以上を指定する必要があります。 0を指定すると、Tenacity機能は無効になります。 0未満の値を指定すると、ジョブが終了されます。 |
TenacitySleep = minutes | Teradata Database上で最大数のUpdate/Export/Loadジョブがすでに実行されている場合、Exportオペレータがログオン操作を再試行するまでに一時停止する分数を指定する任意の属性。 分数には1以上の値を指定する必要があります。1未満の値を指定すると、Exportオペレータはエラー メッセージを返してジョブを終了します。デフォルトは6分です。 |
TimeZoneSessInfo = 'timeZoneValue' | オプションの属性。これにより、オペレータのジョブ セッションの期間にデフォルトのタイムゾーン変位を変更できます。 この属性の値を指定すると、オペレータは"SET TIME ZONE <timeZoneValue>;" SQLリクエストを作成します。 SQLセッションが接続されると、オペレータはそのセッションでTeradata Databaseにリクエストを送信します。 Teradata DatabaseではFastExportプロトコル セッションでリクエストを送信できないため、オペレータはFastExportプロトコル セッションでリクエストを送信しません。 以下に例を示します。
オペレータはこの属性の値を検証しません。オペレータは、その値をそのままTeradata Databaseに渡します。Teradata Databaseはその値を検証します。妥当性検査が失敗した場合、オペレータはTeradata Databaseエラーでジョブを終了します。
C形式のコメントは値で許可され、Teradata Databaseに渡されます。
ANSI形式のコメントは、値でサポートされません。値にANSI形式のコメントが含まれている場合、オペレータはTeradata Database構文エラーでジョブを終了します。
セミコロンは値に使用できません。これは、オペレータが "SET TIME ZONE SQL"リクエスト内で1つのステートメントのみを許可するためです。値にセミコロンが含まれている場合に、オペレータはオペレータ エラーでジョブを終了します。
SET TIME ZONE SQLについて詳しくは、<Teradata Database SQLデータ定義言語 構文規則および例>マニュアルを参照してください。 |
TraceLevel = 'level' | オペレータの各インスタンスによってパブリック ログ(または、PrivateLogName属性で指定されている場合はプライベート ログ)に書き込まれる診断メッセージの種類を指定する任意の属性。 診断トレース機能は、ログ ファイルで詳細な情報を提供するため、問題の追跡や診断に役立ちます。 トレース レベルは次の通り
VARCHAR ARRAYを使用すると、複数の値を指定できます。以下に例を示します。 VARCHAR TraceLevel = 'CLI' VARCHAR TraceLevel = 'OPER' VARCHAR ARRAY TraceLevel = [ 'CLI' ] VARCHAR ARRAY TraceLevel = [ 'CLI', 'OPER' ] TraceLevel属性は、診断を支援するためにのみ指定します。 この属性によって得られる追加情報の量とタイプは、ニーズの変化に合わせてリリースごとに変わります。
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TransformGroup = 'transformgroupname' | Teradata複合データ型(CDT)のアクティブな変換の変更をサポートするオプション属性。この値は、<udt name> <transform group name>であり、オペレータの先頭には、ハードコードされた文字列"SET TRANSFORM GROUP FOR TYPE "が付加されます。RDBMSに送信される構文は次のとおりです: SET TRANSFORM GROUP FOR TYPE <udt name> <transform group name>; 例えば、次のように指定します。
"SET TRANSFORM GROUP FOR TYPE JSON CHARACTER SET LATIN TD_JSON_VARCHAR;" VARCHAR ARRAYを使用すると、複数の値を指定できます。以下に例を示します。
VARCHAR ARRAY TransformGroup = ['JSON CHARACTER SET LATIN TD_JSON_VARCHAR', 'ST_GEOMETRY TD_GEO_VARCHAR'], SQLセッションが接続されると、オペレータはそのセッションでTeradata Databaseにリクエストを送信します。 Teradata DatabaseではFastExportプロトコル セッションでリクエストを送信できないため、オペレータはFastExportプロトコル セッションでリクエストを送信しません。 オペレータはこの属性の値を検証しません。オペレータは、その値をそのままTeradata Databaseに渡します。Teradata Databaseはその値を検証します。妥当性検査が失敗した場合、オペレータはTeradata Databaseエラーでジョブを終了します。
C形式のコメントは値で許可され、Teradata Databaseに渡されます。
ANSI形式のコメントは、値でサポートされません。値にANSI形式のコメントが含まれている場合、オペレータはTeradata Database構文エラーでジョブを終了できます。
セミコロンは値に使用できません。これは、オペレータがリクエストごとに1つのステートメントのみを許可するためです。値にセミコロンが含まれている場合に、オペレータはオペレータ エラーでジョブを終了します。
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TreatDBSRestartAsFatal= ‘option’ | Teradata Databaseの再起動時にジョブを終了するかどうかをオペレータに通知する任意の属性。 TreatDBSRestartAsFatal値は次のとおりです。
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UnicodePassThrough = ‘value’ | Unicode Pass Through機能を有効または無効にするようにオペレータに指示する任意の属性。 有効な値は、次のとおりです。
TPTジョブがUTF8またはUTF16のセッション文字セットを使用している場合、UnicodePassThrough属性を'On'に設定して、オペレータがUnicodeパス スルー文字を使用してデータをエクスポートできるようにすることができます。
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UserName = 'userId' | Teradata Database上のユーザー名を指定する属性。 外部認証ログオン方式によっては、この属性と互換性がない場合があります。 ユーザー名の指定要件の詳細については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>の「ログオン セキュリティ」を参照してください。 |
UserPassword = 'password' | ユーザー名に関連するパスワードを指定する属性。 外部認証ログオン方式によっては、この属性と互換性がない場合があります。 パスワードの指定要件の詳細については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>の「ログオン セキュリティ」を参照してください。 |
VARCHAR | 定義済み属性のデータ型としてVARCHARを指定するキーワード。 |
WorkingDatabase = 'databaseName' | ログオン データベース以外のデータベースをデフォルト データベースとして指定する任意の属性。 この属性で指定されたデータベース名は、2つのSQLセッションを接続した直後にオペレータによって送られるTeradata SQL DATABASE文で使用されます。 WorkingDatabaseが指定されない場合、修飾されていないすべてのテーブル名において、ログオンしたユーザーに関連付けられたデフォルト データベースがWorkingDatabaseとみなされます。 |