Updateオペレータ イベント - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporterリファレンス

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2019年9月
Language
日本語
Last Update
2020-01-29
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ja-JP/whl1527114222314.ditamap
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ft:empty
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B035-2436
Product Category
Teradata Tools and Utilities

次のテーブルに、イベント コードのリストと、各イベントに対してUpdateオペレータが通知出口ルーチンに渡すデータについての説明を示します。 このテーブルに示されている情報は、システム ログにも送られます。

将来の拡張機能をサポートするために、ユーザー独自の通知出口ルーチンが、無効なイベント コードや未定義のイベント コードを無視して動作すること、およびそれらのイベント コードが原因でオペレータを異常終了しないことを常に確認してください。
Updateオペレータ通知イベント コード
イベント イベント コード イベントの説明および通知出口ルーチンに渡されるデータ
Initialize(初期化) 0 通知機能の処理が成功したことを意味します。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 - 32文字(最大)の配列
  • オペレータID - 4バイトの符号無し整数
  • オペレータ名の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • オペレータ名の文字列 - 32文字(最大)の配列
  • ユーザー名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 - 64文字(最大)の配列
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号なし整数
  • オプション文字列 - 80文字(最大)の配列
  • オペレータ ハンドル - 4バイトの符号無し整数
Phase 1 Begin(フェーズ1の開始) 2 挿入フェーズの開始を意味します。ここで、DML文によってテーブル名が指定されます。
  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • テーブル名 - 128文字(最大)の配列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
Checkpoint(チェックポイント) 3 チェックポイント情報が再始動ログ テーブルに書き込まれることを意味します。
  • レコード番号 — 4バイトの符号なし整数
Phase 1 End(フェーズ1の終了) 4 取得フェーズの終了後、CHECKPOINT LOADING ENDリクエストを正常に完了したことを意味します。
  • 読み取られたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • Teradata Databaseに送信されたレコード — 4バイトの符号無し整数
Phase 2 Begin(フェーズ2の開始) 5 適用フェーズを開始していることを意味します。
  • 「フェーズ2の開始」イベントにはデータが付随しません。
Phase 2 End(フェーズ2の終了) 6 リクエスト内の各テーブルに対するアプリケーション フェーズが完了したことを意味します。
  • 挿入されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • 更新されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • 削除されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
Error Table 1(エラー テーブル1) 7 最初のエラー テーブルのSEL COUNT(*)リクエストの処理を正常に完了したことを意味します。
  • 行数 - 4バイトの符号なし整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
Error Table 2(エラー テーブル2) 8 2番目のエラー テーブルのSEL COUNT(*)リクエストの処理を正常に完了したことを意味します。
  • 行数 - 4バイトの符号なし整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
Teradata Database Restart(Teradata Databaseの再始動) 9 UpdateオペレータがTeradata DatabaseまたはCLIv2からクラッシュ メッセージを受け取ったことを意味します。
  • Teradata Database再始動イベント コードにはデータが付随しません。
CLIv2 Error(CLIv2エラー) 10 UpdateオペレータがCLIv2エラーを受け取ったことを意味します。
  • エラー コード - 4バイトの符号なし整数
Teradata Database Error(Teradata Databaseエラー) 11 Updateオペレータが終了コード12を生成するTeradata Databaseエラーを受け取ったことを意味します。
  • エラー コード - 4バイトの符号なし整数
すべてのTeradata Databaseエラーが、このイベントを発生させるわけではありません。 例えば、テーブルの削除または作成の試行中のA 3807エラーはUpdateオペレータを終了しません。
Exit(エグジット) 12 Updateオペレータを終了していることを意味します。
  • 終了コード - 4バイトの符号なし整数
AMPs Down(AMPの停止) 21 取得フェーズの直前に、Teradata Databaseに、非オペレーショナルのAMPが1つ以上あることを意味します。
  • AMPダウン イベント コードに伴なうデータはありません。
Import Begin(インポートの開始) 22 最初のレコードが各インポート タスクに読み込まれようとしていることを意味します。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
Import End(インポートの終了) 23 最後のレコードが各インポート タスクに読み込まれることを意味します。 返されるデータはインポート タスクのレコード統計です。
  • 読み取られたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 4バイトの符号なし整数
  • Teradata Databaseに送信されたレコード — 4バイトの符号無し整数
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
Delete Init(削除の始動) 24 DELETE文の処理が成功したことを意味します。
  • 始動イベント コードに伴うデータはありません。
Delete Begin(削除の開始) 25 DELETE文をTeradata Databaseに送信しようとしていることを意味します。
  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • テーブル名 - 128文字(最大)の配列
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
Delete End(削除の完了) 26 削除タスクの処理が成功したことを意味します。
  • 削除されたレコード - 4バイトの符号無し整数
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
Delete Exit(削除の終了) 27 削除タスクの終了を意味します。
  • 終了コード - 4バイトの符号なし整数
Checkpoint(チェックポイント) 28 チェックポイント情報が再始動ログ テーブルに書き込まれることを意味します。
  • レコード番号 — 8バイトの符号なし整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Phase I End(フェーズIの終了) 29 取得フェーズの終了後、CHECKPOINT LOADING ENDリクエストを正常に完了したことを意味します。
  • 読み取られたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • Teradata Databaseに送信されたレコード — 8バイトの符号無し整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Import End(インポートの終了) 30 最後のレコードが各インポート タスクに読み込まれることを意味します。 返されるデータはインポート タスクのレコード統計です。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • 読み取られたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • Teradata Databaseに送信されたレコード — 8バイトの符号無し整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Phase 2 End(フェーズ2の終了) 31 リクエスト内の各テーブルに対するアプリケーション フェーズが完了したことを意味します。
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • 挿入されたレコード - 8バイトの符号無し整数
  • 更新されたレコード - 8バイトの符号無し整数
  • 削除されたレコード - 8バイトの符号無し整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Error Table 1(エラー テーブル1) 32 最初のエラー テーブルのSEL CAST(COUNT(*) AS BIGINT)リクエストの処理を正常に完了したことを意味します。
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • 行数 - 8バイトの符号なし整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Error Table 2(エラー テーブル2) 33 最初のエラー テーブルのSEL CAST(COUNT(*) AS BIGINT)リクエストの処理を正常に完了したことを意味します。
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数
  • 行数 - 8バイトの符号なし整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Initialize(初期化) 34 通知機能の処理が成功したことを意味します。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンID文字列 - NULL終端文字列を指すポインタ
  • オペレータID - 4バイトの符号無し整数
  • オペレータ名の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • オペレータ名の文字列 - NULL終端文字列を指すポインタ
  • ユーザー名長 - 4バイト符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 - NULL終端文字列を指すポインタ
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号なし整数
  • オプション文字列 - NULL終端文字列を指すポインタ
  • オペレータ ハンドル - 4バイトの符号無し整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Phase 1 Begin(フェーズ1の開始) 35 挿入フェーズの開始を意味します。ここで、DML文によってテーブル名が指定されます。
  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • テーブル名 - NULL終端文字列を指すポインタ
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

Delete Begin(削除の開始) 36 DELETE文をTeradata Databaseに送信しようとしていることを意味します。
  • テーブル名の長さ - 4バイト符号なし整数
  • テーブル名 - NULL終端文字列を指すポインタ
  • テーブル番号 - 4バイトの符号なし整数

このイベントは、NotifyMethod属性の値に'Exit64'または'ExitEON'が設定されている場合にのみ利用できます。

次のテーブルに通知を作成するイベントを示します。 通知の作成を、インポート タスクのみ、削除タスクのみ、または両方のタスクに対して行なうかは、イベントによって異なります。

通知を作成するUpdateオペレータ イベント
イベント インポート タスク 削除タスク 通知レベル 意味
Initialize(初期化) x   はい はい はい 通知オプションの処理の成功
Phase 1 Begin(フェーズ1の開始) x   いいえ はい はい 取得フェーズを開始しています
Checkpoint(チェックポイント) x   いいえ いいえ はい チェックポイント情報が再始動ログに書き込まれます
Phase 1 End(フェーズ1の終了) x   いいえ はい はい 取得フェーズの正常な完了
Phase 2 Begin(フェーズ2の開始) x x いいえ はい はい 適用フェーズを開始しています
Phase 2 End(フェーズ2の終了) x   いいえ はい はい 適用フェーズの正常な完了
Error Table 1(エラー テーブル1) x   いいえ いいえ はい SEL COUNT(*)リクエストが最初のエラー テーブルについて正常に完了した。
Error Table 2(エラー テーブル2) x x いいえ いいえ はい SEL COUNT(*)リクエストが2番目のエラー テーブルについて正常に完了した。
Teradata Database Restart(Teradata Databaseの再始動) x x いいえ はい はい Teradata DatabaseまたはCLIv2から、ロード操作を終了するクラッシュ エラーが見つかりました
CLIv2 Error(CLIv2エラー) x x はい はい はい CLIv2エラーが見つかりました
Teradata Database Error(Teradata Databaseエラー) x x はい はい はい ロード操作を終了するTeradata Databaseエラーが見つかりました
Exit(エグジット) x   はい はい はい Updateオペレータを終了しています
AMPs Down(AMPの停止) x x いいえ いいえ はい Teradata Databaseの非オペレーショナルのAMP
Import Begin(インポートの開始) x   いいえ いいえ はい 読み込もうとしている最初のレコード
Import End(インポートの終了) x   いいえ いいえ はい 最後のレコードが読み込まれました
Delete Init(削除の始動)   x はい はい はい 削除タスクを開始しようとしています
Delete Begin(削除の開始)   x いいえ はい はい DELETE文をTeradata Databaseに送信しようとしています
Delete End(削除の完了)   x いいえ はい はい 削除タスクの処理の成功
Delete Exit(削除の終了)   x はい はい はい 削除タスクの終了