各出力レコードの内部形式は指定されたスキーマに一致する必要があります。
FastExport OUTMOD Adapterオペレータでは、出力レコードの各フィールドが指定された長さである必要があります。 長さが指定されていない場合、オペレータはデフォルトの長さを使用します。
FastExport OUTMOD Adapterオペレータは、固定長と可変長の両方の出力レコードをサポートします。
次のような2列スキーマのレコードの場合、
( COL1 INTEGER, COL2 VARCHAR(10));
各レコードの構成は次のとおりです。
- INTEGERの長さが4であるため、4バイトの整数
- VARCHARフィールドの2バイト長の標識
- 2バイト長の標識フィールドで指示される長さのCHARデータ
以下に、IntelプロセッサでTeradata PTを実行しているときのバイト オーダーの例を示します。
- 例えば、整数が10進数の100で、VARCHARがASCII’12345’の場合、16進法での出力レコードは次のよう
X'64 00 00 00 05 00 31 32 33 34 35'
になります。 - 出力レコードのデータが標識モードの場合は、次のように、先頭に単一の標識バイトが付加されます。
X'00 64 00 00 00 05 00 31 32 33 34 35'