DEFINE OPERATOR文は、Teradata PTオペレータ オブジェクトを定義します。 オペレータ オブジェクトは、Teradata PTオペレータ(実際にソースからターゲットにデータを移動するジョブ コンポーネント)とその他のサポート ジョブ機能を識別します。
Teradata PTには、標準(または事前定義)のオペレータのセットが用意されています。 これらのオペレータは、次のTYPEキーワードで識別できます。
タイプ | 定義 |
---|---|
DATACONNECTOR PRODUCER | プロデューサとして使用されるDataConnectorオペレータ |
DATACONNECTOR CONSUMER | コンシューマとして使用されるDataConnectorオペレータ |
DDL | DDLオペレータ |
EXPORT | Exportオペレータ |
FASTEXPORT OUTMOD | FastExport OUTMOD Adapterオペレータ |
FASTLOAD INMOD | FastLoad INMOD Adapterオペレータ |
INSERTER | SQL Inserterオペレータ |
LOAD | Loadオペレータ |
MULTILOAD INMOD | MultiLoad INMOD Adapterオペレータ |
ODBC | ODBCオペレータ |
OS COMMAND | OS Commandオペレータ |
SCHEMAMAPPER | Schema Mappingオペレータ |
SELECTOR | SQL Selectorオペレータ |
STREAM | Streamオペレータ |
UPDATE | Updateオペレータ |
これらの標準のTeradata PTオペレータの機能、属性、および必須の構文については、必要とするオペレータに関する節を参照してください。
Teradata PTで、より汎用的なTYPEキーワードを使用してオペレータを定義します。例えば、独自のオペレータを作成する場合は、次のTYPE指定を使用してTYPEを定義する必要があります。
タイプ | 定義 |
---|---|
PRODUCER | データ ソースから受け取ったデータからデータ ストリームを生成するオペレータ。 |
CONSUMER | データ ストリームからデータを取得してデータ ターゲットにロードするオペレータ。 |
FILTER | データ ソースとデータ ターゲット間を移動するデータをフィルタ処理するオペレータ。 |
STANDALONE | 他のオペレータとの間でデータを送受信せずに単独で動作するオペレータ。 |
カスタマー コーディングされたオペレータ作成の詳細については、<Teradata® Parallel Transporter APIプログラマ ガイド, B035-2516>を参照してください。
Teradata PTには、オペレータ ライブラリ ファイルやメッセージ カタログ ファイルなど、標準のオペレータに関する内部ナレッジが用意されています。そのため、DEFINE OPERATOR文でこれらのプロパティを指定する必要はありません。
Teradata PTには、カスタマー コーディングされたオペレータに関する内部ナレッジは用意されていません。そのため、標準の名前を使用しない場合は、前者はEXTERNAL NAMEキーワード句で、後者はMSGCATALOG属性でそれぞれ指定する必要があります。非推奨の構文のMSGCATALOG “catalog-name"を参照してください。