次の点に注意してください。
- Teradata PTは、ジョブ スキーマで遅延LOBデータ型を定義し、LOBデータをある1つのTeradata Databaseテーブルから1つ以上のターゲット テーブルに同時に移動するときに、APPLYの複数使用をサポートしません。
- Teradata PTは、JCL DD文で定義されるz/OSデータセットへのLOBデータの書き込みをサポートしません。 つまり、LOBエクスポート機能は、z/OSプラットフォームのHFSファイルを使用する場合のみ動作します。 LOBデータ ファイルを書き込む場所またはファイル名にz/OS PDS名を指定することはできません。
- Teradata PTでは、WHERE句で指定される述部評価、またはCASE式のどちらのタイプでも、LOB列を使用することはできません。
- Teradata Databaseに送信されるLOBデータがターゲット テーブルのスキーマで定義されるLOB列のサイズを超える場合は、Teradata Databaseはデータを切り捨てます。 この動作は、VARCHAR、VARBYTEまたはVARGRAPHIC列タイプの動作と合致しています。 しかしTeradata PTはLOBデータ ファイルのサイズをそのスキーマと照らし合わせてチェックし、ユーザーへの警告なしにTeradata Databaseがデータを切り捨てないようにします。
Teradata PTは、LOBデータ ファイルがフラット ファイルかどうかをチェックします。 フラット ファイルの場合は、SQL Inserterオペレータはファイル サイズをTeradata PTスキーマで定義されるLOB列のサイズと比較します。 ファイル サイズの方が大きい場合は、ジョブは詳細エラー メッセージを出して終了します。
LOBデータ ソースがファイルでない場合(例えば名前付きパイプなど)、SQL Inserterオペレータはファイル サイズのチェックを実行できません。そのため、データ サイズが定義された列サイズを超えると、Teradata Databaseは警告メッセージを出さずにデータを切り捨てます。