AMPは、以下のいずれかの方法で、Updateオペレータ タスクに対して非参加にすることができます。
- 取得フェーズの終了時/適用フェーズの開始時にいずれかのAMPが停止している場合に、AmpCheckの'None'オプションが指定されていると、関連するAMPは非参加になります。 AMPが停止している場合は取得フェーズ後にUpdateオペレータは稼働せず、ターゲット テーブルは非フォールバックするので、ターゲット テーブルをフォールバック保護するように定義している場合に限りAMPを非参加にすることができます。 AmpCheckの'Apply'オプションおよび'All'オプションは、この状況で非参加AMPが発生しないようにします。
- 適用フェーズ中に特定のUpdateオペレータ テーブルでI/Oエラーが発生した場合に、I/O回復操作がUpdateオペレータ タスクを停止すると、関連するAMPは非参加になります。
- 適用フェーズ中にヘッド/ディスク アセンブリ(HDA)が失敗した場合、関連するAMPは非参加になりますが、ディスクが交換されてDisk CopyユーティリティおよびTable Rebuildユーティリティが実行された後に、元に戻ります。
実際には、Updateオペレータは非参加AMPを障害AMPであるかのように扱います。そのため、クラスタに以下の状態のAMPがいずれかの組み合わせで複数含まれる場合、Updateオペレータは実行されません。
- 停止
- オフライン
- 非参加
適用フェーズ中にクラスタ内の複数のAMPが非参加になった場合、Updateオペレータ タスクは継続できません。 ターゲット テーブルは使用できないとみなされ、アーカイブから再始動する必要があります。