セッションおよびインスタンス - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporterリファレンス

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2019年9月
Language
日本語
Last Update
2020-01-29
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B035-2436
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Streamオペレータでは、Teradata DatabaseとのコミュニケーションにTeradata SQLセッションを使用するため、Teradata Databaseロード スロットは使用しません。 Streamオペレータは、行レベルのロックを使用して継続的な更新を実現し、通常のシステム使用中にバックグラウンドで連続ロード操作できるようにします。

最小セッション数および最大セッション数は、Streamオペレータで使用できます。 最小値の指定は1です。 デフォルトは、オペレータ インスタンスごとに1セッションです。

セッション数は、オペレータ インスタンスの数に応じて等分に分散されます。 20セッションが要求され、オペレータのインスタンスが4つ呼び出された場合、それぞれのインスタンスは5つのセッションを受け取ります。

その他のセッション制限

StreamオペレータのMinSessions属性およびMaxSessions属性で指定する値は、StreamオペレータがTeradata Databaseと確立するセッションの数を制限する唯一の要因ではありません。その他の制限要因には以下のものがあります。

  • アプリケーションごとの最大セッション数に関するプラットフォームの制限。
    • UNIX、Linux、およびWindowsシステムのネットワークに接続されたクライアント システムでは、この値はCOPインターフェース ソフトウェア ファイルのclispb.datmax_num_sess変数で定義します。
    • メインフレーム接続のz/OSクライアント システムでは、この値はIBCSMAX設定の下のHSHSPBパラメータで定義されます。
    • メインフレーム接続のz/OSクライアント システムでは、TDP SET MAXSESSIONSコマンドを使用して、プラットフォームの制限を指定します。
  • ネットワーク接続システムのネットワーク プロトコル ソフトウェアの制限。

Streamオペレータの実行中、実際のセッション制限は、最初に出現した制限要因によって決定します。