Streamオペレータでは、Teradata DatabaseとのコミュニケーションにTeradata SQLセッションを使用するため、Teradata Databaseロード スロットは使用しません。 Streamオペレータは、行レベルのロックを使用して継続的な更新を実現し、通常のシステム使用中にバックグラウンドで連続ロード操作できるようにします。
最小セッション数および最大セッション数は、Streamオペレータで使用できます。 最小値の指定は1です。 デフォルトは、オペレータ インスタンスごとに1セッションです。
セッション数は、オペレータ インスタンスの数に応じて等分に分散されます。 20セッションが要求され、オペレータのインスタンスが4つ呼び出された場合、それぞれのインスタンスは5つのセッションを受け取ります。
その他のセッション制限
StreamオペレータのMinSessions属性およびMaxSessions属性で指定する値は、StreamオペレータがTeradata Databaseと確立するセッションの数を制限する唯一の要因ではありません。その他の制限要因には以下のものがあります。
- アプリケーションごとの最大セッション数に関するプラットフォームの制限。
- UNIX、Linux、およびWindowsシステムのネットワークに接続されたクライアント システムでは、この値はCOPインターフェース ソフトウェア ファイルのclispb.datのmax_num_sess変数で定義します。
- メインフレーム接続のz/OSクライアント システムでは、この値はIBCSMAX設定の下のHSHSPBパラメータで定義されます。
- メインフレーム接続のz/OSクライアント システムでは、TDP SET MAXSESSIONSコマンドを使用して、プラットフォームの制限を指定します。
- ネットワーク接続システムのネットワーク プロトコル ソフトウェアの制限。
Streamオペレータの実行中、実際のセッション制限は、最初に出現した制限要因によって決定します。