MultiLoad INMOD Adapterオペレータの必須および任意の属性値を宣言するには、Teradata PTのDEFINE OPERATOR文で属性定義リスト構文を使用します。
構文規則:
構文要素 | 説明 |
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IndicatorMode = 'option' | 各レコードの先頭に標識バイトを組み込むかどうかを指定する任意の属性(MultiLoad INMOD AdapterオペレータをProducerオペレータとして使用する場合)。
MultiLoad INMOD Adapterオペレータをフィルタ型オペレータとして使用する場合に、MultiLoadルーチンで標識バイトを処理できるかどうかを指定する任意の属性です。
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InmodName = 'moduleName' | MultiLoad INMODルーチン名を指定する必須の属性。 Teradata PTジョブ スクリプトで名前を指定する場合は、入力データ レコードを提供するデータ ソースではなく名前付きのルーチンです。 INMODは、システム依存のライブラリ パスで定義されているディレクトリにあります。 "./"構文(例えば、./mlinmod)が使用されている場合は、ジョブを実行するディレクトリを示します。 |
InmodParameter = 'myParameter' | MultiLoad INMODルーチンの2番目のパラメータを指定する任意の属性。 |
PrivateLogName = 'logName' | Teradata PT Loggerによってパブリック ログ内部に保持されるログの名前を指定する任意の属性。 プライベート ログには、オペレータによるすべての診断トレース メッセージが含まれます。 ファイル名には、オペレータのインスタンス番号が付加されます。 インスタンス1のログ名には、"-1"が付加されます。 例えば、PrivateLogName = 'MLINlog'の場合、インスタンス1の実際のログ名はMLINlog-1になります。 同様にインスタンス2はMLINlog-2となり、以下同様に続いていきます。 プライベート ログは、tlogviewコマンドを次のように使用すると表示できます。ここで、jobIdはTeradata PTのジョブ名を、privateLogNameはオペレータのPrivateLogName属性の値を示します。 tlogview -j jobid -f privatelogname プライベート ログを指定しない場合、出力はすべてパブリック ログに格納されます。 tlogviewコマンドの詳細については、Teradata PTユーティリティのコマンドを参照してください。 |
TraceLevel = 'level' | オペレータの各インスタンスによってパブリック ログ(PrivateLogName属性で指定されている場合はプライベート ログ)に書き込まれる診断メッセージの種類を指定する任意の属性。 診断トレース機能は、ログ ファイルで詳細な情報を提供するため、問題の追跡や診断に役立ちます。 トレース レベルは次のとおりです。
PrivateLogFile属性を使用してログ ファイルを指定する場合、TraceLevel属性を指定しないと、以下に示す最小限の統計情報しか表示されません。
TraceLevel属性は、診断を支援するためにのみ指定します。 この属性によって得られる追加情報の量とタイプは、ニーズの変化に合わせてリリースごとに変わります。
MultiLoad INMOD Adapterオペレータがフィルタ型のオペレータの場合、診断メッセージは何も表示されません。 |
VARCHAR | 定義済み属性のデータ型としてVARCHARを指定するキーワード。 |