OS Commandオペレータの必須および任意の属性値を宣言するには、Teradata PTのDEFINE OPERATOR文で属性定義リスト構文を使用します。
構文規則:
構文要素 | 説明 |
---|---|
CmdType='option' | コマンド タイプを指定する任意の属性(IBM z/OSのみ)。 有効な値は次のとおりです。
何も指定されていない場合、’uss’がデフォルトです。 引数は、単一のVARCHAR(’tso’または’uss’)またはVARCHARの配列([’tso’, ’uss’])にできます。 次の値は無効です。[, ’uss’, , ’tso’] |
IgnoreError = 'option' | オペレーティング システムから返されたエラーを無視するのか、ジョブを終了するのかを指定する任意の属性。 有効な値は次のとおりです。
VARCHAR 配列には、複数の値を指定できます。例えば、次のように指定します。
上記のケースのように使用される場合、条件はARRAY OsCmd属性で使用されるコマンドの番号に対応します。 |
PrivateLogName = 'logName' | Teradata PT Loggerによってパブリック ログ内部に保持されるログの名前を指定する任意の属性。 プライベート ログには、オペレータによる出力がすべて記録されます。 プライベート ログは、tlogviewコマンドを次のように使用すると表示できます。ここで、jobIdはTeradata PTのジョブ名を、privateLogNameはオペレータのPrivateLogName属性の値を示します。 tlogview -j jobid -f privatelogname プライベート ログを指定しない場合、出力はすべてパブリック ログに格納されます。 tlogviewコマンドの詳細については、Teradata PTユーティリティのコマンドを参照してください。 |
TraceLevel = 'level' | オペレータの各インスタンスによってパブリック ログ(または、PrivateLogName属性で指定されている場合はプライベート ログ)に書き込まれる診断メッセージの種類を指定する任意の属性。 診断トレース機能は、ログ ファイルで詳細な情報を提供するため、問題の追跡や診断に役立ちます。 トレース レベルは次のとおりです。
VARCHAR ARRAYを使用すると、複数の値を指定できます。以下に例を示します。 VARCHAR TraceLevel = 'PX' VARCHAR TraceLevel = 'OPER' VARCHAR ARRAY TraceLevel = [ 'PX' ] VARCHAR ARRAY TraceLevel = [ 'PX', 'OPER' ] TraceLevel属性は、診断を支援するためにのみ指定します。 この属性によって得られる追加情報の量と種類は、ニーズの変化に合わせてリリースごとに変わります。
|
VARCHAR | 定義済み属性のデータ型としてVARCHARを指定するキーワード。 |