テンポラル テーブルに対するMERGE操作時に発生した更新および挿入エラーに関する情報を、Teradata Databaseでログ記録する必要があるときには、テンポラル テーブルに関連付けたエラー ロギング テーブルを作成してください。
エラー ロギング テーブルを作成するには、CREATE ERROR TABLE文を使用します。エラー ロギング テーブルは、非テンポラル テーブルになります。テンポラル テーブルに関連付けたエラー ロギング テーブルを作成すると、テンポラル テーブル内のテンポラル列は、通常のPERIODデータ型の列としてエラー ロギング テーブルに含まれます。
ターゲット テーブルのvalid-time列が派生PERIOD列である場合、挿入される行の開始境界値と終了境界値は、ターゲット テーブルの派生PERIODのvalid-time列の構成要素列に割り当てられます。
MERGE文のエラー ロギングを有効にするには、LOGGING ERRORSオプションを指定します。
- sequenced重複行
- CHECK制約違反
- ゼロによる除算など行のビルド時のエラー
非ローカル エラーは、複合更新およびnonsequenced USI更新です。テンポラル テーブルに対する固有性制約違反は、非テンポラル テーブルの場合と同様に、非ローカル エラーではなく結合インデックス エラーになります。
エラー ロギング テーブルの作成方法の詳細については、Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144の「CREATE ERROR TABLE」を参照してください。INSERT … SELECT文のエラー処理を指定する方法の詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146>を参照してください。