XMLはマークアップ言語なので、データまたはテキストはメタデータを表わすタグを使用してマークアップされ、これにより、XMLは自己記述型になります。普遍的に認識されるXMLマークアップ方式はテキスト ベースです。
TeradataドライバはXML値のテキスト ベース形式をサポートします。テキスト形式を使用するクライアント アプリケーションまたはドライバでは、受け取ったXMLを構文解析するためXMLパーサーへのアクセスが必要になる場合があります。
テキスト形式では、XML値のXMLシリアル化表現が返されます。テキスト形式で取得したXML値はUTF-8でエンコードされます。以下に文書取得の例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <customer> <Name>John Hancock</Name> <Address>100 1st Street One City, CA 12345</Address> <Phone1>(999)9999-999</Phone1> <Phone2>(999)9999-998</Phone2> <Fax>(999)9999-997</Fax> <Email>John@somecompany.com</Email> <order Number="NW-01-16366" Date="Feb/28/2001"> <Contact>Mary Shannon</Contact> <Phone>(987)6543-210</Phone> <ShipTo>Widgets Inc., 123 Regency Parkway, Portland, OR 43211</ShipTo> <SubTotal>2355.00</SubTotal> <Tax>141.50</Tax> <Total>2496.50</Total> <item ID="001"> <Quantity>100</Quantity> <PartNumber>F54709</PartNumber> <Description/> <UnitPrice>23.55</UnitPrice> <Price>2355.00</Price> </item> </order> </customer>
テキスト形式の場合、サーバーがクライアントへの転送用にXML値をシリアル化する際に、そのXML値の書式整形はなされません。クライアント アプリケーションがXMLを表示する必要がある場合、書式整形や構文の強調表示、その他の表示オプションを提供するかどうかを決めるのはアプリケーションの責任です。