APPLY文は、ジョブまたはジョブ ステップが実行する操作を定義します。
各ジョブ ステップには、APPLY文を1つだけ含めることができます。
各APPLY文は、2つの部分に分かれています。
- 1つのAPPLY句またはカンマで区切られた複数のAPPLY句。 各APPLY句はAPPLYキーワードで始まり、データの宛先と、特定のConsumerオペレータによってソース データに適用されるDML文を識別します。
このあとに、次のように入れます。
- データ ソースを識別し、オプションでフィルタ オペレータおよびTeradata PTのWhere句の「フィルタ」を使用する1つ以上のクエリー指定で構成されるクエリー式。各クエリー指定は、データ ソースを1つのソース データ ストリームに結合するUNION ALLのインスタンスで区切られます。
APPLY句のオペレータがStandaloneオペレータである場合、DML文はすべて、DML文自体の外部にあるデータを参照せず、クエリー式を含まない自己格納型のステートメントである必要があります。
典型的なAPPLY文ジョブ スクリプトの例については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>の付録Aを参照してください。
APPLY文は、以下のものをサポートします。
- UNION ALLクエリーを使用した、複数のデータ ソース。
- 複数のAPPLY句を使用した、複数のデータ ターゲット。
- CASE DML式を使用した、ターゲット テーブルへのDMLの条件付き適用。
- WHERE句やVIAフィルタ オペレータを使用した、任意選択のデータ フィルタリング。
- 各オペレータのインスタンス数を指定することによる、並列性の度合いの制御。
- CASE文やSELECT文を使用した、新しい列の派生。
- SELECT文を使用した、入力行の列のサブセット。
1つのジョブ ステップに複数のAPPLY操作を実装する方法については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>を参照してください。