BEGIN LOGGING文でデータベース レベルでのロギングを指定すると、そのデータベースのすべてのオブジェクトに対して要求されているアクションのログ登録項が生成されます。
この例として、DatabaseAに複数のテーブルが入っており、Table1に対してのみ、PUBLICにINSERT権限が付与されているものとします。
現在のアクセス ログ ルールは以下に基づきます。
BEGIN LOGGING ON FIRST INSERT ON DatabaseA ;
この後、所有者以外のユーザーがINSERT文の実行をDatabaseAのテーブルに対して依頼すると、ログ登録項は以下のような表示になります。
- Table1への最初の挿入については“Granted”
- DatabaseA内のその他のテーブルに最初に挿入しようとした場合に“Denied”