GCを介してサイト認識を管理するには、digまたはnslookupユーティリティを使用して、どのディレクトリ サーバーがGCサーバーとして機能するかを判断する必要があります。
このタスクが必要な理由は、フォレスト内の各ディレクトリ サーバーが以下のいずれかのサーバーとして設定されている可能性があるためです。
- GCサーバーのみ
- GCサーバーとドメイン サーバーの両方
- ドメイン サーバーのみ
- GCサーバーのリストを生成するには以下のコマンドを使用します。
dig +tcp -t SRV _gc._tcp.rootdomain.com
root_domainの値を検索する方法については、ルート ドメイン名の検索を参照してください。digコマンドでは、次のような出力が生成されます。
;; global options: printcmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 65377 ;; flags: qr aa rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 10, AUTHORITY: 5, ADDITIONAL: 17 ;; QUESTION SECTION: ;_gc._tcp.rootdomain.com. IN SRV ;; ANSWER SECTION: _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 sdhq7602.DOMAIN1.COM. _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 sdhq7603.DOMAIN1.COM. _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 alban140.DOMAIN1.COM. _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 china7830.DOMAIN2.COM. _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 india7831.DOMAIN3.COM. _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 japan7832.DOMAIN4.COM. _gc._tcp.rootdomain.com. 600 IN SRV 0 100 3268 sdhq7544.DOMAIN1.COM. ;; AUTHORITY SECTION: _tcp.rootdomain.com. 86400 IN NS sdint7857.DOMAIN1.COM. _tcp.rootdomain.com. 86400 IN NS socal7210.DOMAIN1.COM. _tcp.rootdomain.com. 86400 IN NS socal7211.DOMAIN1.COM. _tcp.rootdomain.com. 86400 IN NS socal7212.DOMAIN1.COM. _tcp.rootdomain.com. 86400 IN NS sdhq7562.DOMAIN1.COM. ;; ADDITIONAL SECTION: alban140.DOMAIN1.COM. 1800 IN A ip_address10
ANSWER SECTIONには、GCサーバー機能を持つディレクトリ サーバーがリストされており、以前のタスクで使用されたalban140.DOMAIN1.COMサーバーが含まれています。3268はGCサーバーのデフォルト ポートです。
- ユーザーがTeradata DatabaseシステムまたはUnityサーバーにログオンした場合に、ドメイン境界を越えるユーザーのサイト認識認証を容易にするために、ANSWER SECTIONのGCディレクトリを選択します。