NegotiationSupportedプロパティはブール型です。メカニズムが実際には、使用する適切なメカニズムを見つけるためにクライアントとサーバー間でネゴシエートする擬似メカニズムであることを示します。この説明に当てはまるすべてのメカニズムのNegotiationSupportedは"yes"に設定します。
SPNEGOメカニズムはネゴシエーション メカニズムとは見なされなくなりました。Teradata Database 15.10からは、Kerberosメカニズムを使用してTeradataサーバーに接続している.NETクライアントだけにしか使用できないためです。したがって、SPNEGOのNegotiationSupportedプロパティはnoに設定します。
デフォルト プロパティ値
TDGSSはこのプロパティの値をTDNEGOにはyesに設定し、Teradata Databaseサーバー、Unityサーバー、クライアント構成ファイルの他のすべてのメカニズムにはnoに設定します。
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
yes | メカニズムは擬似メカニズムで、使用する適切なメカニズムを見つけるためにクライアントとサーバー間でネゴシエートします。例えば、TDNEGOメカニズムは"yes"に設定します。 |
no | メカニズムは擬似メカニズムではなく、クライアントとサーバー間でネゴシエートします。 |
編集ガイドライン
- このプロパティは決して編集しないでください。
- NegotiationSupportedプロパティをyesに設定したメカニズムには、そのメカニズム用に設定されたNegotiatedMechanism ObjectIdも1つ以上あります。そうでない場合、tdgssconfig実行ファイルによってエラーが報告されます。