プロファイルは、メンバー ユーザーが使用できる特定のシステム リソースを定義し、パスワード制御パラメータを設定することもできます。
- DBCユーザーとしてTeradata Databaseにログオンします。
- 以下の例のように、データベース管理者(DBADMINユーザー)用のプロファイルを作成します。
CREATE PROFILE AdminProfile AS SPOOL =spool_space TEMPORARY =temp_space ACCOUNT = ’account’ ;
説明:
フィールド 説明 AdminProfile 必須。 データベース管理者プロファイルの名前。 推奨事項: このマニュアルの管理手順では、データベース管理者プロファイルの名前にAdminProfileを使用します。
DBADMINユーザーはこのプロファイルの唯一のメンバーです。領域と所有権の問題のため、他の管理者ユーザー用に1つ以上の個別のプロファイルを作成してください。spool_space オプション。 問合わせに対する中間結果や問合わせに対するフォーマット済みの応答セットおよび揮発テーブルに利用できる領域の大きさ。 システム内の任意の場所にある未使用領域からスプール領域が借用されます。 推奨事項:システムレベルの領域割り当ての操作で定義したSpool_Reserveデータベースの領域量と同じ量にこの値を設定します。
temp_space オプション。 グローバル一時テーブル、揮発テーブル、一時領域を必要とする他の機能を使用する場合にのみ必要です。 推奨事項: データベースで一時領域の使用が必要な場合に値を指定します。詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>および<Teradata Vantage™ データベース設計、B035-1094>を参照してください。
'account' オプション。 アカウント文字列は、DBC.Acctgテーブルで報告されるリソースの累積の粒度を制御するオプションのメソッドです。アカウント文字列を使用すると、DBC.Acctgで報告されるCPUおよびI/Oのコレクションをアプリケーション時刻と優先順位ごとにグループ化できます。アカウント文字列に含まれる変数置換パラメータは、実行時に解決されます。
アカウント文字列の2番目の使用法は、TASMまたはTIWMでデフォルトのタイムシェア ワークロードに対するクエリーの分類を指示することです。この分類は、通常の分類プロセスがユーザー定義のワークロードに対するクエリーと一致しない場合にのみ有効となります。
アカウント文字列は、データベースのプロファイル メンバー セッションの以下の特性を定義します。- セッション プライオリティ
- アカウントID (システム時間およびリソースに対する課金を割り当てます)
- 日付スタンプ
- タイムスタンプ
推奨事項: プロファイルごとに少なくとも1つのアカウント文字列を定義します。 必要に応じて、MODIFY PROFILE文を使用して、後から別のアカウントを追加できます。
アカウントの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>を参照してください。