日本語と非日本語のシステムでパスワード ルールに違いはありません。システムはセッション文字セットから受け取った各パスワードをUNICODEに変換します。パスワード形式のルールは、入力されたパスワードに相当するUNICODEに基づいて強制されます。
DBS Control NameValidationRuleフィールドを設定すると、オブジェクト名の文字に関する追加の制限が設定されます。詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。
下記の形式ルールに加えて、パスワードの内容はパスワード制御オプションの設定で定義されるルールが適用されます。 パスワード制御に関わる操作を参照してください。
次のテーブルは、オブジェクト命名ルールをまとめたものです。
パラメータ | 説明 |
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オブジェクト名の長さ | UNICODE正規化形式D適用の場合、最大127字。 |
引用符で囲まれていないオブジェクト名に使用できる文字 | 引用符で囲まれていないオブジェクト名は、識別子開始文字の後に識別子開始文字または識別子拡張文字のシーケンスが続き、オブジェクト名の長さ制限の範囲内で構成されていなければなりません。 引用符で囲まれていないオブジェクト名の文字も、セッション文字セットに含まれている必要があります。
識別子の開始文字は、セッション文字セットに含まれ、以下のUnicode General Categoryクラスのいずれかに属している必要があります。
または、次の文字セットのいずれかである必要があります。
識別子-拡張子の文字は、セッション文字セットに含まれていて、以下のUnicode General Categoryクラスのいずれかに属している必要があります。
中点文字(U+00B7)も有効な識別子-拡張子文字です。
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引用符で囲まれたオブジェクト名でのみ使用できる文字 | オブジェクト名は、以下のような引用符付き文字列にする必要があります。
また、文字が明示的に許可文字リストに含まれていない限り、以下のクラスの文字を含むオブジェクト名は引用符で囲む必要があります。
オブジェクト名を囲む場合、最初と最後の引用符は2つのQUOTATION MARK文字(U + 0022)のシーケンスである必要があります。名前のサイズ制限を計算するときは、2つの引用符の各セットが1文字としてカウントされます。
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許可されていない文字 | 以下の文字はオブジェクト名には使用できません:
DBS Control NameValidationRuleフィールドの設定により、文字に関する追加の制限を定義できます。 <ユーティリティ>を参照してください。
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その他の考慮事項 | 次の追加制限が適用されます。
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