不正なパスワード - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ NewSQL Engineセキュリティ管理

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1100
Product Category
Software
Teradata Vantage

LDAP認証で使用されるSASL (Simple Authentication and Security Layer) DIGEST-MD5メカニズムは、共有の秘密を使って動作します。 ディレクトリ サーバーは、この秘密をデータベースに格納します。 LDAPクライアントは、この共有の秘密をユーザーから取得します。 ディレクトリ サーバーのDIGEST-MD5は、暗黙的にLDAPクライアントにチャレンジを発行します。 クライアントはサーバーのチャレンジ内のデータ、およびユーザーから取得した秘密に基づいて応答を構築し、その応答をサーバーに戻します。 クライアントとサーバー間の通信で、パスワードは完全に隠されます。 サーバーは格納された秘密に基づいた応答も生成します。 クライアントのサーバーのチャレンジに対する応答がサーバーが正しい応答として生成したものと一致しない場合、このエラーが起こります。

この例は、ユーザーがディレクトリ内の既存のオブジェクトを参照するFQDNに正常にマップされ、ディレクトリに格納されたパスワードとユーザーが指定した内容が一致しないときに起こるエラーを示します。

訂正する場合は、クライアントのパスワードを訂正するか、ディレクトリ管理者に依頼して、ディレクトリ サーバーのパスワードを変更してもらい、失敗したコマンドを再度実行します。