DefaultNegotiatingMechanismプロパティは、NegotiationSupportedプロパティがyesに設定されているメカニズムのうちいずれかをデフォルト メカニズムとして指定するために使用されます。このプロパティは、クライアントとサーバーの両方がメカニズム ネゴシエーションをサポートしているときにデフォルト メカニズムを決定するために使用されます。
メカニズム プロパティDefaultNegotiatingMechanismがyesに設定されているすべてのメカニズムは、メカニズム プロパティNegotiationSupportedもyesに設定されていなければなりません。そうなっていないと、tdgssconfig実行可能ファイルはエラーを報告します。
クライアントとサーバーの両方がネゴシエーションをサポートしていても、クライアントとサーバーの間に共通のネゴシエーション メカニズムが存在しない場合は、既存のDefaultMechanismプロパティがデフォルト メカニズムの選択に使用されます。
デフォルト プロパティ値
TDGSSは、すべてのプラットフォーム(Teradata Database、Unityサーバー、およびクライアント)のすべてのメカニズムに対してこのプロパティの値をnoに設定します。
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
yes | メカニズムはデフォルト ネゴシエート メカニズムです。 |
no | メカニズムはデフォルト ネゴシエート メカニズムではありません。 |
編集ガイドライン
- Teradata Databaseノード、Unityサーバー、およびTeradataクライアント上でDefaultNegotiatingMechanismプロパティを設定できます。
- メカニズム プロパティDefaultNegotiatingMechanismがyesに設定されているすべてのメカニズムは、メカニズム プロパティNegotiationSupportedもyesに設定されていなければなりません。そうなっていないと、tdgssconfig実行可能ファイルはエラーを報告します。
- クライアントごとに異なるデフォルト メカニズムとデフォルト ネゴシエーション メカニズムを指定できます。