TeraGSSの制限事項を以下にリストします。
- TTU 16.10以降では、LDAPサーバー側のサポートはありません。LDAPメカニズムにおけるLDAPのプロパティの設定や<LdapConfig>セクションの設定はできなくなりました。
- TTUのSPNEGOメカニズムに対するクライアント側のサポートはありません。このメカニズムは、.NETデータ プロバイダをサポートするためにTDGSSにのみ存在します。したがって、クライアントでteragssAdminを使用してSPNEGOを構成することはできません。
- TTUではPROXYメカニズムのサポートはありません。このメカニズムは、UnityをサポートするためにTDGSSにのみ存在します。現在、UnityはTeraGSSではなくTDGSSを使用します。プロキシの設定と管理の詳細については、次のUnityのマニュアルを参照してください。<Teradata® Unity™のインストール、構成、アップグレード ガイド、ユーザー用、B035-2523>および<Teradata® Unity™ユーザー ガイド、B035-2520>。
- TTUには、クライアント マシンごとに優先デフォルトTeraGSS認証メカニズムを設定するための構成があります。デフォルトのメカニズムの設定は引き続きTeraGSSでも可能ですが、TeraGSSではなくTTUを設定することを推奨します。詳細については、Teradata Tools and Utilitiesのマニュアルを参照してください。
- TD1、NTLM、NTLMC、およびKRB5Cの互換性メカニズムは廃止され、削除されました。