パスワードの有効期限が切れると、システムでは以下のことが行なわれます。
- 期限切れパスワードを持つユーザーに、既存セッションの継続を許可する。
- ログオン列が正しい有効期限切れのパスワードを含んでいる場合、ユーザー パスワードの有効期限が切れた後でも、1セッションはユーザーがログオンするのを許可する。システムは、ユーザーが新しいパスワードを設定できるようにセッションをMODIFY USER文に限定する。ユーザーがパスワードを変更した後は、システムはセッションでの通常のTeradata SQLアクティビティを許可する。
- ユーザーが期限切れパスワードを使用して2度目のログオンを試みた場合に、データベースへのアクセスを防ぐ。
- ユーザーがログオンするのに使用するアプリケーションによっては、有効期限切れのパスワードを更新するための以下のメソッドを提供する:
- 一部のアプリケーションでは、ユーザーに新しいパスワードを要求する。
- パスワード プロンプトをサポートしないアプリケーションの場合、そのほとんどが、ユーザーが新しいパスワードを作成するためにMODIFY USER文を提出するのを許可する。
- MODIFY USERをサポートしないMultiLoadなどのユーティリティの場合、ユーザーはログオフし、MODIFY USER文をサポートするBTEQなどのユーティリティを使用して再度ログオンする必要がある。