RLSテーブルにアクセスするセッションを実行するユーザーには、次の場合にOVERRIDE権限が必要になることがあります。
- テーブルの制約列に関連付けられたCONSTRAINTオブジェクトは、SQL操作のUDFを定義しません。
- 割り当てられたユーザー デフォルト設定では、テーブルの行へのアクセスや行レベルの制約値の設定を効果的に行なうことはできません。
OVERRIDE権限の詳細については、制約OVERRIDE権限に関わる操作を参照してください。
セッションでOVERRIDEが有効な場合:
- OVERRIDE権限により、影響を受けるUDFの実施がバイパスされます。
- 操作がINSERTまたはUPDATEの場合、ユーザーSQLは、ソース テーブルのデータまたはSET SESSION CONSTRAINT文で指定した値のいずれかを使用して、テーブル内の指定の制約列に入力するための値を指定する必要があります。
非階層制約のあるテーブルをOVERRIDEセッションでロードするには、特別な処理が必要です。 例: ユーザーがOVERRIDE権限を持つテーブルのロードを参照してください。