tdgssauthおよびldapsearchに加えて、TDGSSにはTeradataによってカスタマイズされた共通利用できるその他のディレクトリ ツールがいくつか含まれており、Teradata Databaseとのインターフェースを持つディレクトリの管理に役立ちます。これらのツールはOpenLdapに準拠していますが、LDAP準拠のディレクトリで提供される類似の名前のツールとは多少異なる場合があります。
LDAPツール | 説明 |
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ldapcompare | ディレクトリ オブジェクトを検索フィルタと比較し、オブジェクトがフィルタ基準を満たすかどうかの真/偽の評価を返します。 |
ldapdelete | ディレクトリからオブジェクトを削除します。 |
ldapmodify | 新規オブジェクトを追加したり、ディレクトリ内の既存オブジェクトを変更したりします。 |
ldapmodrdn | ディレクトリのオブジェクトの名前を変更します。 |
ldappasswd | ディレクトリ パスワードを変更します。 このツールはPASSWORD-MODIFY拡張操作をサポートするディレクトリだけで機能します。サポートするすべてのディレクトリには、RootDSE supportedExtension属性の値として1.3.6.1.4.1.4203.1.11.1が含まれています。
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ldapsearch | ディレクトリのオブジェクトを検索します。 |
ldapwhoami | ディレクトリにバインドして、ユーザーの ディレクトリIDを見つけます。 サポートするすべてのディレクトリには、RootDSE supportedExtension属性の値として1.3.6.1.4.1.4203.1.11.1が含まれています。 |
LDAPツールは、TDGSS binディレクトリ(/opt/teradata/tdgss/bin)で見つけることができます。
LDAPツールは業界標準であるため、このマニュアルではツールの使い方は必要最低限しか説明していません。その他の使用方法については、OpenLdapのWebサイト: http://www.openldap.orgを参照してください。