CREATE PROFILE文でオプション パラメータの値を指定しない場合、プロファイルにはデフォルト値が使用されます。
多くのプロファイル パラメータはCREATE USER文にも表示されます。プロファイルでの設定は、CREATE文またはMODIFY USER文でプロファイルのメンバーであるユーザーに対して定義されている設定より常に優先されます。ただし、プロファイルに値が表示されない場合は、指定されていれば、CREATE USER文の対応する値に戻ります。
次のテーブルでは、プロファイルに値が入っていない場合にシステムが使用するデフォルト パラメータ値を説明していします。
パラメータ | プロファイル値を指定しない場合の結果 |
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ACCOUNT | システムはCREATE文またはMODIFY USER文でユーザーに対して指定されているデフォルト アカウントを使用します。 プロファイルまたはユーザーのアカウントが指定されていない場合、システムはユーザーの所有者のアカウントを使用します。 |
DEFAULT DATABASE | システムはCREATE文またはMODIFY USER文でユーザーに対して指定されているデフォルト データベースを使用します。 デフォルト データベースがプロファイルまたはユーザーに対して指定されていない場合、システムはusernameをデフォルトとして使用します。ユーザーはSET SESSION DATABASEを使用してデフォルトを指定することもできます。 |
SPOOL | システムはCREATE文またはMODIFY USER文でユーザーに対して定義されているスプール制限を使用します。 プロファイルまたはユーザーに対してスプール領域制限が指定されていない場合、システムは、ユーザーが作成された領域の直接所有者のSPOOL値を適用します。 |
TEMPORARY | システムはCREATE文またはMODIFY USER文でユーザーに対して定義されている一時領域設定を使用します。 プロファイルまたはユーザーの一時領域の割り当てを指定しなかった場合、ユーザーは一時領域を要求するオブジェクトを作成できません。 |
PASSWORD | パスワード制御のデフォルト設定は、DBC.SysSecDefaultsテーブル内の対応する属性のグローバル デフォルト値から取得されます。 現在のパスワード制御設定の表示を参照してください。 PASSWORD制御は、Teradata Databaseによって認証されたユーザーにのみ適用されます。外部認証されたユーザーは影響を受けません。
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