ipNetworkエントリを格納したディレクトリ コンテナ オブジェクトの完全修飾識別名。
ipNetworkエントリは、IPアドレスまたはIPアドレスの範囲を指定します。ipNetworkオブジェクトをネットワーク グループ オブジェクトのメンバーとして構成する場合、次のようになります。
- 内部ネットワーク グループ オブジェクトのメンバーとして構成した場合、格納されたIPアドレスはネットワーク グループ オブジェクトがメンバーとして属するポリシーの対象になります。
- 外部ネットワーク グループ オブジェクトのメンバーとして構成した場合、格納されたIPアドレスはネットワーク グループ オブジェクトがメンバーとして属するすべてのポリシーから除外されます。
有効な設定値
- “”(デフォルト)であるno FQDNが指定されています
- ipNetworkエントリが格納されたバインド可能ディレクトリ オブジェクトのFQDN。
編集ガイドライン
- LdapNetworkBaseFQDNプロパティは、メカニズム内で構成することはできません。LdapNetworkBaseFQDNプロパティをTdgssUserConfigFile.xmlの<LdapConfig>セクションの一部として、<Mechanisms>セクションの直下に構成します。構成ファイルの編集についてを参照してください。
- 使用する場合は、このプロパティをデータベースおよびUnity上で編集します。 Unityのメカニズム プロパティ値の統合も参照してください。
- セキュリティ ポリシーをIPアドレスで割り当てる場合、ipNetworkエントリを格納しているオブジェクトを固有に識別する必要があります。
- このプロパティを構成する場合、LdapBaseFQDNプロパティの値を指定する必要はありません。
セキュリティ ポリシーを構成するLDAPプロパティの構成については、TdgssUserConfigFile.xmlでセキュリティ ポリシーの構成を参照してください。