LdapClientTlsRandFileプロパティは、デフォルトの乱数生成ルーチン、例えば、Linuxの/dev/[u]randomが使用できない場合、または他の乱数生成ルーチンが望ましい場合に、ランダムビットを提供するデバイス、FIFOまたはパイプを指定します。
シンプル バインドで使用します。DIGEST-MD5バインドについては、LdapClientRandomDeviceを使用します。
デフォルト プロパティ値
デフォルト設定は""です。つまり、デバイス、FIFO、またはパイプが指定されていません。
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
"" | 乱数生成ルーチンが指定されていない。システムは、オペレーティング システム用のデフォルトの乱数生成ルーチンを使用する。 |
ファイル名 | ランダム ビットを提供するデバイス、FIFO、またはパイプを指定する。 |
編集ガイドライン
- 値を設定するには、LDAPメカニズムについてこのプロパティを手動でTdgssUserConfigFile.xmlに追加する必要があります。 構成ファイルの編集についてを参照してください。
- 使用する場合は、このプロパティをデータベースおよびUnity上で編集します。 Unityのメカニズム プロパティ値の統合も参照してください。
- デフォルトの乱数生成ルーチンが使用できない場合、あるいは他の乱数生成ルーチンを使用する場合にのみ、LdapClientTlsRandFileに値を指定します。
- デフォルトが使用できない場合は、EGDまたはPRNGDのコピーをすべてのノードにインストールし、LdapClientTlsRandFileの値をEGDまたはPRNGDソケットの名前に設定します。EGDまたはPRNGDのインストールされたコピーは、すべてのTeradata Databaseノードにおいて同じ名前を持っている必要があります。詳細については、EGDまたはPRNGDのReadmeファイルを参照します。
- このプロパティはLDAPメカニズムでのみ構成できますが、その効果はすべての外部認証メカニズムに適用されます。