GRANT(SQL形式)文を使用してOVERRIDE権限を付与できます。 例は以下のとおりです。
GRANT OVERRIDE [sql_statement_type ... [, sql_statement_type]] CONSTRAINT [constraint_name ... [, constraint_name]] ON [object_name] TO user_name ...[, user_name]|role_name...[,role_name]
説明:
構文要素 | 説明 |
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OVERRIDE権限が付与されるSQL文型。INSERT、SELECT、UPDATE、またはDELETE。 SQL文を指定しない場合、OVERRIDE権限はすべてのタイプのSQL文に付与されます。 |
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OVERRIDE権限の対象となる行レベル セキュリティ制約。 セキュリティ制約名が指定されていても、キーワードCONDTRAINTはまだ必要であり、OVERRIDE権限は、オブジェクト指定に対するすべてのセキュリティ制約に適用される。 |
[object_name] | OVERRIDEが付与されるオブジェクト。 オブジェクトを指定しない場合、データベースDBCオブジェクトを除くすべてのデータベース オブジェクトに権限が適用されます。 |
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OVERRIDE権限を付与するユーザーまたはロール。 OVERRIDE権限は、PUBLICに付与できません。 名前付きのロールは、データベース ロールまたは外部ロールとなることが可能。 |