Teradata Databaseは自動的にデフォルト ユーザーEXTUSERを生成します。PUBLICが永久データベース ユーザーに対して制限付きアクセス権限を付与するのと同じ方法で、ディレクトリ ユーザーをEXTUSERにマッピングして制限付きデータベース アクセス権限を与えることができます。
- EXTUSERにはデフォルトでPUBLICに類似した権限があります。
PUBLIC権限の詳細については、デフォルトPUBLIC権限を参照してください。
- ディレクトリ ユーザーをEXTUSERにマッピングできます。
- ディレクトリ ユーザーを任意のTeradataオブジェクトにマッピングすると、当該ユーザーにEXTUSER権限が付与されます。
- EXTUSERには、固定領域、デフォルト データベース、デフォルト ロール、プロファイルはありません。
- EXTUSERにはDBCユーザーと同じデフォルトのスプールと一時領域割り当てが含まれます。 割り当てはEXTUSERにマッピングされたすべてのユーザーに一括して適用されます。 スプールと一時的な制限を低く設定したプロファイルを作成し、それをEXTUSERにマッピングされたディレクトリ ユーザーにマッピングします。
- システムはEXTUSERのエントリをDBC.Dbaseに作成しますが、有効なユーザーまたはデータベースではないため、ログオン列またはSQL文で参照することはできません。
- EXTUSERのみにマッピングされたユーザーは、SET SESSION DATABASE文を使用してデフォルト データベース ステートメントを設定できます。
- EXTUSERのみにマップされたユーザーのためにワークロード管理ルールを構成することはできません。
- ディレクトリ ユーザーがEXTUSERにマッピングされているか、ディレクトリ ユーザーにロールまたはプロファイル マッピングが存在する場合、ディレクトリ ユーザーはEXTUSERとしてデータベースに記録されます。ただし、DBSControl AutoProvisionパラメータを有効にすると、ユーザー用にデータベース アカウントが自動的にプロビジョニングされ、そのユーザーとしてデータベースに記録されます。