制限フィルタのゲートウェイ処理 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ NewSQL Engineセキュリティ管理

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1100
Product Category
Software
Teradata Vantage
  1. ゲートウェイは、各allow構成要素に対して受信IPアドレスをテストします。
    1. フィルタは、allow構成要素のマスクを使用して、受信IPアドレスをマスクします。
    2. フィルタは、同じマスクでallow構成要素にあるIPアドレスをマスクします。
    3. マスクされた2つのIPアドレスの結果が一致する場合、フィルタはテスト中のIPアドレスを許可対象候補として識別します。 その後、テストのallow段階を終了して、受信IPアドレスのdenyテストを開始します。
  2. ゲートウェイは、各deny構成要素に対して受信IPアドレスをテストします。
    1. フィルタは、 deny構成要素のマスクを使用して、テスト中の受信IPアドレスをマスクします。
    2. フィルタは、同じマスクでdeny構成要素のIPアドレスをマスクします。
    3. マスクされた2つのIPアドレスの結果が一致する場合、フィルタはテスト中のIPアドレスにデータベースへのアクセスを許可して、テストの拒否段階を終了します。
allowとdenyの構成要素両方を使って制限フィルタを作成できますが、制限フィルタで両方の構成要素を使用する必要はありません。 制限フィルタには少なくともallow構成要素かdeny構成要素のいずれか1つを含める必要があります。 1つの構成要素だけを使用する場合、その構成要素はフィルタの主要構成要素の型、つまり、制限フィルタのallow構成要素である必要があります。